いつまで経っても、女は女でいたいー。
それは、何歳になっても、子どもができてママになっても、ほとんどの女性の中に眠る願望なのではないだろうか。
いつまでも若々しくいたいという願いや、おしゃれへの欲求、それに少しのときめき。自由やキャリアへの未練。
そんな想いを心の奥底に秘めながら、ママとなった女たちは、「母親はこうあるべき」という世間からの理想や抑圧と闘っているのだ。
◆これまでのあらすじ
専業主婦の翔子(34)は、同僚たちとの再会をきっかけに、仕事をスタートする。
やりがいのある仕事と理解のある家族の中で、自分は満たされているはずだと、自分に言い聞かせていた。
ところが、たまたま憧れの男性・明彦と二人きりになってしまったときに、息子の航太が救急搬送され…
『翔子ちゃん、僕に何かできることがあれば遠慮なく言ってください』
翔子は、病室でスマホのメール画面を見ながら、小さくため息を吐いた。
そのメールは、憧れの男性・明彦からだ。
あの日、たまたま二人きりになってしまったディナー。しかしその最中に、夫・圭一から息子の航太が......
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この記事へのコメント
守ってくれる旦那よし
理解してくれる会社よし
聞き分けのいい息子よし
そしてオンラインでやってた英語よし
なんか恵まれ過ぎじゃない?
現実はこんな甘くないわ
玄関のドア開けたら知らないおじさんで何かあったら今度こそお義母さまに何て言われるやら!!