2019.12.25
恋するマザー Vol.5いつまで経っても、女は女でいたいー。
それは、何歳になっても、子どもができてママになっても、ほとんどの女性の中に眠る願望なのではないだろうか。
いつまでも若々しくいたいという願いや、おしゃれへの欲求、それに少しのときめき。自由やキャリアへの未練。
そんな想いを心の奥底に秘めながら、ママとなった女たちは、「母親はこうあるべき」という世間からの理想や抑圧と闘っているのだ。
◆これまでのあらすじ
専業主婦の翔子(34)は、7年前に辞めた会社の同僚たちと久々に再会し、一人だけすっかり「おばさん」になってしまったことにショックを受ける。
当時の上司の石本千尋が経営する会社に誘われ社会復帰を決意するも、出社初日に小学1年の息子が熱を出し、早速出鼻を挫かれるが…。
翔子は、ついに出社初日を迎えた。南青山のオフィスに到着してしばらく経っても、まだ緊張が収まらない。
当初の入社日より、1日遅れてのスタートだ。
初日から、息子・航太の発熱というまさかの事態に直面してしまった。
幸い、航太の熱はその日のうちに下がり、翌日には元気に登校......
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赤ちゃんだからって当人を目の前によくこんな事が言えるなと、フィクションながら本当に腹が立ってしまった。
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