いつまで経っても、女は女でいたいー。
それは、何歳になっても、子どもができてママになっても、ほとんどの女性の中に眠る願望なのではないだろうか。
いつまでも若々しくいたいという願いや、おしゃれへの欲求、それに少しのときめき。自由やキャリアへの未練。
そんな想いを心の奥底に秘めながら、ママとなった女たちは、「母親はこうあるべき」という世間からの理想や抑圧と闘っているのだ。
◆これまでのあらすじ
専業主婦の翔子(34)は、同僚たちとの再会をきっかけに、仕事をスタートする。
やりがいのある仕事と理解のある家族の中で、自分は満たされているはずだと、自分に言い聞かせていた。
息子が盲腸を患い、仕事をしばらく休むことになった翔子の元を訪ねてきた男とは…?
「…明彦さん!?どうしたんですか?」
玄関を開けた翔子は、その光景に驚きのあまり一瞬絶句したのち、思わずそう叫んでいた。
そこには明彦が立っていたのだ。
―どうして明彦さんがうちに来るの?家にあげる?ってそんな状態でもないし…。
「おじさん、誰?」
航太......
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント
以上
離婚になっても、かわいい孫の航太くんと会えなくなるだけ。
もし、私の想像どおりなら、このお義母さんは、本当に考え方が浅いなぁ。おバカ!