クォーターラバー Vol.10

クォーターラバー最終回:経験値が上がったアラサー女子は3カ月で結婚相手を見極めろ!?スピード婚とその先にあるもの

「3」という数字によって、恋人や夫婦は関係性が動くと言われている。

美人は3日で飽きる、3年目の倦怠期などの言葉が表すように、3には男女の心境を大きく変化させる意味があるのだ。またそれは3ヶ月である“四半期(クォーター)”にも当てはまり、この時期にはなにかが起こり始める。

今回の主人公、祥子30歳・独身は、地元の福岡から東京に出てきて早8年。中堅広告会社で働きながら東京生活を日々生きている。

これまでに良い人だがセンスがなくて好きになりきれなかった太一、義母が強烈過ぎた御曹司の貴幸、3ヶ月で突然連絡が取れなくなった、温泉旅行でダメだと気がついた陽一、アプリで出会い、本命彼女がいた浩二、束縛男の亮太、実は既婚者だった紀行、妥協して付き合った結果、ダメだった琢磨とのクォーターラブを経験した。

最終回、祥子はどうなる...?


運命の出会いは突然に!?


「運命の出会い」「ビビ婚」「一目惚れ」「会った時からピンと来ました」

世の中に溢れる運命の恋人探しの広告は全部嘘だと思っていた。結局そんな人はいるはずも無ければ、ゆっくりと時間をかけて関係を作り上げた先にあるのが結婚だと。

しかし祥子は今までの考えは全て間違っていたと悟る......


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