日比谷線の女 Vol.13

日比谷線の女:5歳年下メガバンク勤務の彼との、たったひとつの小伝馬町での思い出

過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。

そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、タワマンの篤志や弁護士の孝太郎と付き合うがあっけなく終わる。ワンナイト社内恋愛も経験し、涼とは恵比寿での半同棲を経て中目黒で同棲し、純一との不倫も経験した。築地の健一郎や人形町の祐介など、デート相手はいるが、結婚相手にはまだ出会えず…?

前回 vol.12:音信不通も当たり前?!霞ヶ関のキャリア官僚から感じた選民意識


2014年、30歳になっていた香織は、5歳年下の彼と付き合っていた。相手はメガバンクに勤める25歳の和哉だ。

その頃、毎月のように結婚式に出席していた時期は落ち着き、20代半ばで早々に結婚した友人の一部が立て続けに離婚した。

夫の浮気や価値観の不一致で別れる友人たち。結婚......


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