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日比谷線の女 Vol.12

日比谷線の女:音信不通も当たり前?! 霞ヶ関のキャリア官僚から感じた選民意識

過去に付き合ったり、関係を持ったりした男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。

そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合うがどちらもあっけなく終わる。ワンナイト社内恋愛も経験した。涼とは恵比寿での半同棲を経て中目黒で同棲を経験した。築地の健一郎や人形町の祐介など、デート相手はいるものの、結婚を考えられる相手にはなかなか出会えず……?

前回 vol.11:秋葉原のタワマンで愛犬と暮らす、会計士の彼の知りたくなかった過去


恋人が欲しいと思っている時はいい人に巡り合えず、仕事や趣味に没頭している時ほど、いい出会いがありトントン拍子にうまくいく。

長年恋愛市場に身を置いていると、恋愛にまつわるそんな話をよく聞く。実際、香織の周りの女たちにもこのタイプが多かった。

恋人候補を探すため、毎週のよう......


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日比谷線の女

過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。

そんな、日比谷線の男たちと浮世を流してきた、長澤香織(33歳)。通称・“日比谷線の女”が、結婚を前に、日比谷線の男たちとの日々、そしてその街を慈しみを込めて振り返る。

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