エビダン! Vol.12

生まれながらのモテ男・エビダン28歳の悩める人生の終着点は?「エビダン!」全話総集編

都内でも住みたい街の上位に、常にランクインする恵比寿。

仲間と肩肘張らず楽しめるお店がたくさんあり、便利で、何より賑やかな街である。

ITベンチャー企業に勤めるサトシ(28)も、恵比寿に魅了された男の一人。

顔ヨシ・運動神経ヨシ・性格ヨシで、学生時代から人気者だったサトシは、その社交性から遊ぶ仲間には事欠かない。何かと便の良い恵比寿は、フットワーク軽いサトシにぴったりの場所である。

まさに典型的な恵比寿に生息する男・通称“エビダン”である、彼の生態を探っていこう。

「エビダン!」一挙に全話おさらい!

第1話:港区に集まる男は“社会人デビュー組”だけ。生粋のモテ男は恵比寿に集う?

「よーーし、今日も飲むぞ!」

独り言のように呟きながら気合いを入れ直し、僕は本日の食事会の舞台である『くおん』へと向かった。

しかし、僕は全く想像していなかった。この晩がキッカケでとある人物と再会し、これまでの人生に疑問を持つようになるとは。そしてそれは、30代が迫った僕の人生の、波乱の幕開けでもあったのだ。

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第2話:年収700万の優しい男vs年収2,000万の冷たい男。女はどちらを選ぶ?

—今何してる?恵比寿にいるんだけど、一杯飲まない?

まだまだ熱気を帯びる街。時間は23時半。大概の女性は、呼んだらすぐにやって来るのが、ここ恵比寿である。しかし、モテる杏奈のことだ。返信は来ないかもしれない。ダメだったら皆のカラオケに合流しよう。そう思っていた時、携帯が振動した。

—いいですよ。どこに行けばいいですか?

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第3話:「所詮、年収がモノを言う」新卒1年目で知る、外銀男の快楽。社会人デビュー男の凄まじい劣等感

学生時代もそれなりに楽しかったが、多分サトシほど謳歌はしていない。地味に毎日バイトもしていたし、付き合っていた彼女・里穂も皆から羨ましがられるような美女でもなかった。

「龍太ってさ、優しいけど何か違うんだよね……」

そんなセリフと共に里穂に振られてから、約1年後。就職活動を経て今の会社に内定が決まった途端、里穂から「ヨリを戻したい」と言われた時から、僕の中で何かが変わり始めた気がする。

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第4話:女よりタチの悪い、男のマウンティング闘争。“年収の高さと男の価値”は比例するのか?

—来週金曜日ヒマ?もしよければ、飲まない?

思わず、僕は携帯を二度見する。そのLINEの送り主が、龍太だったからだ。前回再会した時にLINEのIDを交換していた。突然の龍太からの誘いに何と返信をするべきか、一瞬迷った。

“誘われたら断らない”が僕のモットーだが、龍太は、僕の好きな杏奈が想いを寄せる相手だ。複雑な思いを抱えながらも、ライトな感じで返信を打つ。

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第5話:“総合点80点”男は、25歳過ぎたら頭打ち。突き抜けて成功したい男に必要な、たったひとつの素質

裕太の父親は大手メーカーの役員で、就職活動の時は父親の口利きで、早々に大手広告代理店の内定を貰っていた。いまは営業をしている裕太だが、そのメーカーのCM契約は毎年ほぼ確定のため、大した苦労もなく毎日楽しそうに仕事しているように見える。

―裕太には、家柄っていう武器があるもんな……。

そんなことを考えていたら、携帯が鳴った。それはまさかの、杏奈からの連絡だった。

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第6話:「傷つくのが、怖い」港区男子が思わず漏らした、必死に己を守る本当の理由

きっと今まで断られたり、否定されたことがあまりない人生だったから、誰に対してもオープンで、そしていつでも明るいオーラを放っているのだろう。

一方の僕は、杏奈のような綺麗な子とデートしていることを自慢したい気持ちもあるが、安易にそんなことはしない。

仮に一度でも誰かに見られた後で、杏奈と付き合わなかったら最悪だから。

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第7話:男の人生は“28歳”が分岐点?起業したがる男を、冷静に見極める女たち

誰にも言わなかったが、転職や企業を考え始めたのは最近ではない。僕はIT業界に憧れて、いまの会社に入った。仕事は楽しいし、それなりの評価を受けていると思う。

しかしこのままでいいのか?と問われると、自信がない。自分にはもっと何かできるのではないかという思いが、ここ数年、ずっと頭から離れないのだ。あと2年で、30歳になる。

挑戦するならば、いましかない。時間だけは、どうやっても取り戻せないのだ。

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第8話:たった1本の電話で、恋の行方は決まる。器用貧乏男の“決定力のなさ”が露呈した夜

「杏奈には、サトシみたいな人の方がいい」

前回のデートで杏奈にそう言い放って以来、僕の心はヒリ付いていた。

心のどこかで、杏奈は自分のもとから去らないだろうという自信があった。しかしその一方で、いざ本当に失ってしまったら、その心の準備なんてまるでできていない自分にも気づいてしまったのだ。

「…この前龍ちゃんが言っていたことって、本心なの?」

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第9話:“そこそこ”な毎日から抜け出したい…。28歳男の、突然の人事異動で迫られる人生の選択

「実はさ、もしかしたら名古屋へ異動になるかもしれなくて...。この街を離れるのも嫌なんだけど、ちょうど会社辞めて独立しようと思っていたから、ちょっと悩んでいて。名古屋への異動は、出世コースに乗るチャンスでもあるから」

杏奈は僕の話をただ黙って頷きながら聞いている。そして不意に顔を上げ、真っ直ぐこちらを見つめてきた。

「サトシさんらしく生きられるのは、どっちなんですか?」

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第10話:失ってから気付く、彼女の大切さ。馬鹿にしていた“エビダン”に圧倒的な敗北感を覚えた夜

—龍ちゃん、連絡ありがとう。会うのは構わないのだけれど、今は…会わない方がいいんじゃないかな?

杏奈からの返信に、胸がぎゅっと締め付けられる。今までの俺だったら、きっとここで諦めていた。ただ、もうそんなことはしたくない。かっこ悪くても、ダサくても構わない。ただもう一度だけ、チャンスが欲しかった。

—どうしても会いたいんだ。来週土曜、空けといてもらえる?店は決めておくから。

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第11話:金曜23時の恵比寿。大好きな彼女の想定外な行動に、心狂わせられたエビダンの想い

僕の目の前には、大好きな杏奈が座っている。白いノースリーブニットから伸びる腕は健康的な色気を放っていて、会った瞬間目を奪われてしまった。

先週末、彼女から突然連絡が来たのだ。“サトシさん、良ければ今度二人でお食事でも行きませんか”、と。

今まで何度か飲みにも行っているし、食事にも行っている。しかし改まって杏奈から誘われたのは、出会ってから初めてのことだった。

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