悪妻 Vol.11

期せずして「悪妻」を娶ってしまった男の運命は?。明日で最終話!「悪妻」総集編

東京には、いろいろな妻達がいる。

良き妻であり、賢い母でもある良妻賢母。

夫に愛される術を心得た、愛され妻。

そして、あまり公には語られることのない、悪妻ー。

これは、期せずして「悪妻」を娶ってしまった男の物語である。

「悪妻」一挙に全話おさらい!

第1話:彼女は天使か、悪魔か?とある女に魅せられた男の苦難が始まった日

世の中の男は、大変な勘違いをしている。

妻というのは従順で、貞淑で、倹約家なものだと。

だが藤田直樹は、今自分の横にいる妻・絵里子を眺めながらその考えに異を唱えたいと思っていたー。

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第2話:逆らわないのは怖いからではない、美しいから。正常な判断力を狂わす魔性の女

「好きなもの、か…。僕は、できれば君と一緒に食事をしたいんだけどな。」

美しい女を眺めながら食事をするのが何よりの道楽である藤田は、絵里子と結婚したら晴れて毎日そうした幸せが得られると思っていた。

だが彼女は夜、自分の気分で好きにどこかへ出かけてしまう。絵里子からの反応がないので、藤田は続けた。

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第3話:少しずつ判明する、妻の本当の姿。果たしてこの結婚は間違っていたのか?

本当ですか?と素直に顔を輝かせる絵里子は、藤田が知るマイペースな絵里子と同一人物とはまるで思えない。だが、自分の母親と楽しげに話している様子を見て、藤田は大いに満足感を覚える。

ー贅沢だなんだと言っても、俺の両親にこうして愛想よく出来るなんて立派じゃないか。

藤田なりに緊張していた食事会だったが、絵里子の予想以上の”良妻”ぶりに藤田は思わず気を良くしネクタイを緩める。が、しかし。喜んだのも束の間、いつもの絵里子らしさがこの後でてくることになった。

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第4話:麻痺する感覚、上昇する幸福度。若い妻に翻弄される夫の儚い夢とは?

「奥さま、どんな方なんですか?写真見たいな〜。」

見たい、という声がうるさいので、しぶしぶと両親との食事会の時の写真を見せた。男達は若く美しい妻を素直に羨ましがり、女達は奇妙な間を挟む。

「…凄く若い奥様ですよね。20歳くらいに見える。」
「どんなところを好きになったんですか?」

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第5話:目覚めたら姿を消していた妻。疑心暗鬼が止まらぬ束縛夫の、歪んだ愛

アラームをオフしようとスマホを見ると、消えた絵里子からのLINEがきていた。

ー最近の藤田さんの度を越した束縛には辟易しています。帰りたくなったら帰ります。絵里子

にっこりと微笑む絵里子の自撮りのアイコンが、このメッセージの冷淡さとそぐわず、藤田は奇妙な感覚を覚える。

ここを出て、絵里子は一体どこに泊まるというんだ?だが、”度を越した束縛”というものに少しだけ身に覚えのある藤田は、その場で悶々としてしまった

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第6話:「あの男の元へ行くのか?」紳士な夫になりきれず、漏れ出した妻への本音

「あー美味しかった!藤田さん、ごちそうさまでした!私、お友達が飲んでるっていうから少しだけ参加してくる。場所も六本木界隈ですぐに帰れるから心配ないわよ。」

悪びれもせず、一人タクシーに乗り込もうとする。藤田が、送っていくよと言っているのに、大丈夫だからと言って聞かない。怪しさを感じた。

ふと絵里子のスマホの画面が光った。暗い夜道で、画面いっぱいに光る「梅原さん」という文字が見える。藤田は自分の頭の中で、何かがプツンと弾けるのを感じた

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第7話:「妻の気持ちがわからない」。愛し方を間違えた夫が、初めて結婚を後悔した夜

あれだけ女の美醜についてうるさかった藤田だが、そう若くもない、特段容姿が優れているとも思えない小野に対し、しっかりと好意を感じていることを自覚した。

絵里子の顔も浮かんだが、その直後に梅原からの着信があったことを思い返し、浮気の疑念を打ち消すかのようにワインを飲みほす。

それから、どれくらいの時間が経っただろうか。眼が覚めると、藤田は小野の自宅にいた。

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第8話:愛する妻がいながらクリスマスを他の女性と過ごすことにした夫の、苦しい言い訳

ー藤田さん。クリスマスは、どこのお店に行く?私、行ってみたいところ沢山あるよ。

冷戦状態だった絵里子から、LINEが届いた。あんなに意地っ張りで、自分が悪いと一切認めようとしない絵里子からの文章とは思えない。

甘えるような文面に、不覚にもじんわりと涙が出そうになった。ホッとしたような、緊張の糸が切れたような、そんな気持ちだ。だが、反射的にクリスマスの店を探そうと思案していると、今度は小野からのLINEが届く。

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第9話:男から見せられた、天国と地獄。美貌に恵まれた私が、「悪妻」と呼ばれるまで

気持ちがポジティブな方向にあらわれている時はいいけど、こちらが相手を受け入れない態度をとった途端、男たちは傷つけられたプライドをなんとか回復させようと躍起になる。

酷いことを言って私を傷つけようとしてみたり、自分のものにならなかった女だからって有る事無い事言いふらしてみたり。

社会的にもある程度の地位にいる男の人からかなり精神的に追い詰められたこともあって、地獄のような時期もあった。でも、そんな私でも唯一心を許せる、って思えた人に出会えた。それが、藤田さんよ。

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第10話:男と女は、どこまでもすれ違う。「穏やかな日常が欲しい」と願った夫の最後の決断

藤田がかなり酔った状態で帰宅すると、実家に帰っているはずの絵里子がソファに座っていた。酔っているからなのか、絵里子を見ても今までのように激しく心をかき乱されない。

予想外の展開に少し驚いたが、藤田は自分から絵里子に声をかけた。

「絵里子。実家のご両親は、なんて言ってた?」
「え、何のこと?」

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