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掲載内容は移転前の情報です。
話は唐突だが、貝とモツにはどこか通じる部分がある。独特の食感や、官能的な風味。なぜ、突然モツの話を持ち出したかというと、こちらは、中野でつとに知られるモツ焼き&鶏串焼き専門の『久遠の空』のオーナーが手がける貝専門店だから。
店をオープンするにあたって、シンプルに焼いた貝を出すのもいいが、その特性を生かせる一品料理を充実させることに決めた。店を任されたのは、鮪の解体業や貝の卸業の経験を持つ中島雄さん。「貝は鮮度がよければ、手を加えなくても、醤油をたらすだけで美味しく食べられる食材。ホタテやカキなど、誰もが知っている貝でお客さんをうならせることができたら」と、意欲を見せる。
貝の鮮度のよさ、それぞれの持ち味を生かしつつ調理された料理は、オリジナリティにあふれ、意表をつかれるものばかり。もちろん、シンプルな“焼き”もあり、厳選された日本酒とともに味わえば、思わず「ほうっ」と“口福”なため息がもれる。
この夏は中野で、めくるめく貝の酒宴を楽しもう。