夏を美味しく乗り切る! ちょいゴージャスな料理たち Vol.15

めくるめく貝の宴。趣向をこらした貝料理が目白押し

※こちらの店舗は、現在移転しております。詳しくは、下記店舗情報よりご確認ください。
 掲載内容は移転前の情報です。

岩ガキのみぞれ和え¥950。なめこのツルリとした食感とプリッとしたカキの組み合わせは清涼感たっぷり

話は唐突だが、貝とモツにはどこか通じる部分がある。独特の食感や、官能的な風味。なぜ、突然モツの話を持ち出したかというと、こちらは、中野でつとに知られるモツ焼き&鶏串焼き専門の『久遠の空』のオーナーが手がける貝専門店だから。

店をオープンするにあたって、シンプルに焼いた貝を出すのもいいが、その特性を生かせる一品料理を充実させることに決めた。店を任されたのは、鮪の解体業や貝の卸業の経験を持つ中島雄さん。「貝は鮮度がよければ、手を加えなくても、醤油をたらすだけで美味しく食べられる食材。ホタテやカキなど、誰もが知っている貝でお客さんをうならせることができたら」と、意欲を見せる。

貝の鮮度のよさ、それぞれの持ち味を生かしつつ調理された料理は、オリジナリティにあふれ、意表をつかれるものばかり。もちろん、シンプルな“焼き”もあり、厳選された日本酒とともに味わえば、思わず「ほうっ」と“口福”なため息がもれる。
この夏は中野で、めくるめく貝の酒宴を楽しもう。

大ホタテ焼き¥750。旨み成分の含有量は6月から8月にかけてピークを迎える

岩ガキのカルパッチョ¥1,500。カポナータとガスパチョをイメージした一品

真ツブのフルーツサラダ¥950。北海道産のツブ貝をイチジクとグレープフルーツであえたもの。オリーブオイル、岩塩、ブラックペッパーでシンプルに味付け

白貝の白和え¥650。ハマグリに似た食感の白貝。枝豆がアクセントに

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