高学歴女子の遠吠え Vol.5

港区お爺さん“には”やたらモテる高学歴女子。勘違い女の止まらぬ暴走をストップさせた、ある言葉

―なんで“にゃんにゃんOL”を選ぶの!?

ハイスペ男子の結婚式で、こう思ったことのある高学歴女子は多いのではないだろうか。

お嬢様女子校から東大に入り、コンサルティング会社でマネージャーになるべく仕事に邁進している大西夏希(28歳)もその一人。

一流大学に入り、一流企業で仕事を頑張ってきた自分は、婚活なんかしなくても自然と結婚できるはず ……。

そう思っている夏希が、結婚できない本当の理由とは―?

幼馴染の留美にやんわりと夏希自身に原因があるのでは?と問題提起され、原因を探るべく苦手なお食事会参加を試みた夏希。

結婚という目標に対しての動機が分からず悩んでいたが、千春とのランチで自分の仕事を理解し応援してくれる人が欲しいのだと気付く。

その後夏希は、同業者のマリから誘われたクルージングでの出会いに期待するが、そこではハイスぺ男子たちがミスコン美女に傅いており、自分の市場価値を見誤っていたと落ち込む。

そんな夏希を見かねた留美が、ある行動に出たが…?


留美はグループLINEにきた返信を見比べ、苛立ちを感じていた。

留美:ゼミの同期でメーカー勤務の子がいるんだけど、お食事会どうかな?女性陣にもちょっと払ってもらうかもだけどっ。

夏希:ゴメン、その日予定がある。

千春:お誘いありがとう♪行きたいんだけど、正直、今月お金使い過ぎちゃっててピンチでっ。あんまり高いお店じゃ無ければ一次会だけなら行けるんだけど…。

先日のクルージングで気落ちしていた夏希の気分転換になればという思いもあったのに。夏希が本当に仕事で忙しいのだと100%信じられない自分は、嫌な女なのだろうか。

確かに、相手の男性陣の勤務先は一部上場企業では無く、ネームバリューは劣るのかもしれない。千春の本音も、無理してでも行きたい相手じゃないといった所だろう。でも、こんな風に言ってくれるのは救われる。

開くことに意味のあるお食事会というのもあるのだ。消化試合のような。

“月末で女の子ピンチだから、あんまり高くないお店でお願い!”と幹事に連絡すると、男性陣がご馳走すると言ってくれた。それだったら誘いやすい、と千春が女子大の友達を連れてきてくれる事になり、留美は安堵する。

結局、高学歴女子もにゃんにゃんOLもハイスぺ男子と結婚したいのは同じなのだ。

努力してきた自分には当然その権利があるとでも言いたげな態度の夏希より、付き合いの良い千春を応援したくなってしまう自分がいた。

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