私、愛されてる? Vol.13

私、愛されてる?:結婚維持活動に有効な、たった一つの心構え。夫を変えた、セレブ妻の意地

あなたは、「夫から愛されている」と断言できますか?

結婚3年目。少しずつ、少しずつ「マンネリ」に陥ってしまったとある夫婦。

熱烈に愛されて結婚した筈なのに、幸せになるために選んだ夫なのに…。

狂い始めた2人の歯車は、果たして元通りになるのだろうか。

これは、東京の至る所に転がっている、

「いつまでもいつまでも、幸せに暮らしました。」の後のストーリーです。

夫の愛情を取り戻そうと奔走する専業主婦の真希。夫に本音をぶつけるが、話し合いがこじれ夫と別居することになる。自立を試みる過程で健介への想いに気付くも、「まだ家には帰れない」と言われてしまう。


約束の2週間が過ぎた。

初めはあと2週間も別居状態に耐えられるのかと思ったが、アルバイトとはいえ週に5日の仕事を始めると、1日はあっという間に過ぎてゆく。

朝、六本木の家から茗荷谷の本社へ通勤する。電車の中で、お気に入りの音楽を聴いたり読書をしたりしていれば、30分の通勤時間などあっという間だ。

会社に着いた後は、酒井さんについてショッピングモールに行く日もあったし、営業も出来るようにと色々な研修を受けることもあった。

分厚い営業マニュアルは正直読むのが退屈だったが、その中にびっしりと書かれていた心理学関連のパートだけには興味が湧いた。

真希の”子どもたちに風船を渡す仕事”は、人から何かをして貰ったら「お返しをしなくては」と感じる心理作用、返報性の原理に基づいているという。

30年間生きていて、こんな面白いことを知らなかったなんて…と、真希は記載されている営業職向けの課題図書リストを買い込み、のめり込むように本を読み始めた。

仕事を終えても夢中になって本を読み、翌日からはまた酒井さんの仕事ぶりを横で勉強する…そんな生活をしているうちに、真希は健介のことで全く悩まなくなっている自分に気がついていた。

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