−男に頼って、何が悪いの?−
慶應大学卒の学歴を有していながら、大手不動産会社の役員秘書に甘んじている“シバユカ”。
“結婚ありき”の人生を描いており、早々にお食事会は無意味だと悟る。目指すべき姿に向けて、理想の相手を探す日々。
そんな中、慶応テニスサークル時代の先輩でイケメン・爽やか・御曹司と三拍子揃った一ノ瀬大地と再会。初デートで直球告白される。
大地には婚約者がいるという噂を耳にするも、自分の直感を信じるが、ある日大地の婚約者だという女と鉢合わせしてしまう。
しかしシバユカはただでは転ばない。
「元カレと会うな」と言ってきた大地のジェラシーを利用し、逆に自分を結婚前提で両親に紹介するよう大地に迫るのだった。
ラスボス、現る
−この人が、大地くんのお母さん…。
帝国ホテルのトラディショナルダイニング『ラ ブラスリー』の個室。
大地の後に続いて部屋へと足を進めた私は、上座にいる彼の父親、そしてその隣で静かに微笑を浮かべる母親を一目見て…強敵だ、と悟った。
童顔で、綺麗と言うよりは可愛らしい......
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この記事へのコメント
やはり最初に上手くいった、と思っても二番煎じ感は否めなかったし、料理家になりたい、という夢となんだか、共感出来なかった。
繭子のときとキャラ違うくない?
最後とかね、もっと策士らしい一言を放って終わってほしかったかな。