「これ…よかったらお義母さんに」
東京から戻った翌日、凛子は拓真とともにオープンしたばかりの『FRANZE&EVANS LONDON』を訪れていた。
夜にJCの会合があるがその前に少しだけ会おう、と拓真に誘われたのだ。
「『ララ・ファティマ』っていう紹介制パティスリ......
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「これ…よかったらお義母さんに」
東京から戻った翌日、凛子は拓真とともにオープンしたばかりの『FRANZE&EVANS LONDON』を訪れていた。
夜にJCの会合があるがその前に少しだけ会おう、と拓真に誘われたのだ。
「『ララ・ファティマ』っていう紹介制パティスリ......
あなたはご存知だろうか。
日本文化の真髄が今なお息づく、古都・京都のリアルを。
京都に3代以上継続して住まう家の娘だけが名乗ることを許される、“京おんな”の呼称。
老舗和菓子屋に生まれ育った鶴田凛子(26歳)は、西陣で300年以上に渡って呉服店を営む京野家に見初められ、跡取り息子である京野拓真と婚約中だ。
側から見れば幸せの絶頂、のはずだが…この結婚は悪夢の始まりだった!?
この記事へのコメント
お見合いなんだから、、
それで傷つくなんて甘ったれ京都ちゃん
意味わからない、全然。
凛子もつい先日までは、他の男性に
心を奪われていたのに。京女らしく
もっと強かになれば良いのに。
でも、自分の事は棚上げして
人には厳しく→この場合は婚約者に
求めてばかり。このネチネチした所
も京女の特性なの?
凛子の事を応援していたけど、
もう馬鹿らしくなりました。