2018.01.09
LESS~プラトニックな恋人~ Vol.11今、東京の男女が密かに抱えている悩みがある。
恋人や夫婦間での、肉体関係の喪失だ。
この傾向は、未婚の男女においても例外ではない。
2017年冬、相思相愛だったはずの彼・健太からプロポーズされた美和子は、涙を流す。
ふたりの5年間に、何があったのか?
実は同棲1年が経つ頃から、ふたりは不完全燃焼の夜を境に“プラトニックな恋人となっていた。美和子は思いをぶつけるが、レス問題は一向に解決しない。
30歳になった美和子は、学生時代の友人・茜に悩みを相談。御曹司・瀬尾を紹介され、健太と別れることを決意し家を出る。
そのまま瀬尾と夜を共にした美和子は彼のマンションで暮らし始めるが、大学時代の友人・杏奈から彼の過去について知らされ動揺する。
瀬尾さんの暴走
「美和子、週末は空けておいて」
朝、一糸乱れぬスーツ姿の瀬尾さんにブラックコーヒーを手渡すと、彼は思い出したようにそう言った。
相変わらず、否定する余地のない言い方。黙って頷く私に、彼は一方的に続ける。
「両親に会ってもらいたいんだ。僕から美和子のことは話してあるし......
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ただ、やろうと思えばできる発言をした健太とはやり直せないし、サイコパス瀬尾氏と結婚なんかしたら地獄。結婚していないんだから早く家を出て次にmove onするのが一番ですな。笑
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