2017.12.26
LESS~プラトニックな恋人~ Vol.9今、東京の男女が密かに抱えている悩みがある。
恋人や夫婦間での、肉体関係の喪失だ。
この傾向は、未婚の男女においても例外ではない。
2017年冬、相思相愛だったはずの彼・健太からプロポーズされた美和子は、涙を流す。
ふたりの5年間に、何があったのか?
実は同棲1年が経つ頃から、ふたりは不完全燃焼の夜境に“プラトニックな恋人”となっていた。美和子は思いをぶつけるが、レス問題は一向に解決しない。
30歳になった美和子は、学生時代の友人に悩みを相談。御曹司・瀬尾を紹介され、彼から真剣告白された美和子は健太と別れることを決意。
家を飛び出した美和子は瀬尾が用意してくれたホテルへと向かい、そのまま彼と一夜を共にするのだった。
過去との決別
「…美和子、だよね?」
出社したオフィスのエントランスで、後ろから肩を叩かれ振り返る。
「百合さん。おはようございます」
百合さんと会うのは、彼女が離婚を打ち明けてくれたあの夜以来だ。
その後どうしているか気になっていたが、彼女から放たれる空気はとてもポジティ......
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一方健太は本音で話そうとしても、愛だけで解決すると信じて努力すらしようとしないし、全く懲りていない。
この両極端な二人はとっとと見放し、普通の人とお付き合いした方が良いと思うよ。
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