200億の女 Vol.28

「あなたの恋人は、詐欺師ですよ」嫉妬に駆られた女が吐いた、捨て身の暴言

騙されたのは女か、それとも男か?
「恋」に落ちたのか、それとも「罠」にはまったのか?

資産200億の“恋を知らない資産家の令嬢”と、それまでに10億を奪いながらも“一度も訴えられたことがない、詐欺師の男”。

そんな二人が出会い、動き出した運命の歯車。

◆これまでのあらすじ

詐欺師の策略により、智は夫と離婚し、詐欺師と恋人関係に。それを知った詐欺師の元カノが嫉妬に狂い、警察へ出向くがその捜査が、トップの命令により突然打ち切られてしまう

その後、親太郎が、智の父・潤一郎を脅して200億を要求し、潤一郎は支払うという約束の電話をかけたのだが…。


親太郎と神崎智が初めての夜を過ごす4日前


「親太郎さんの秘密を、神崎さんに教えてあげたいな、って」

「…秘密?」

聞き返した後の言葉が続かない私を笑って、富田が続けた。

「そして、彼を私に返してもらいたいんです。というより彼から離れたくなると思います」

富田らしくない皮肉を込めた言い回しが挑発に聞こえ......


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