2019.11.10
NEO渋谷区男子 Vol.11「最近、港区飽きたよね?」
そんな女子の嘆きを、貴方は聞いたことがあるだろうか。
毎回同じメンバーが集い、デートも口説き方も、遊び方も変わらない。
そんな“港区”に飽きた女たちが、新鮮味を求めて流れている場所がある。
それが、代官山を中心とした渋谷区だ。
そこに集う男性たちは、ITを駆使して時代を切り開く東京のニューリッチ層。
そんな、まさに“NEO世代”と呼ぶに相応しい、渋谷区に生息する「#ネオシブ男子」たちに、迫ってみた。
「NEO渋谷区男子」一挙に全話おさらい!
第1話:「港区の遊び方は、もうダサい」高級店もUber Eatsも愛する、最旬のモテ男とは
具体的な数字は教えてくれなかったものの現在の年収は、数千万円とのこと。「ラ・トゥール代官山」に住居を構えているが、なんと、その賃料は毎月200万越え・・・。
(余談だが、この「ラ・トゥール代官山」は“東京の賃貸で最高値”と言われている、賃料500万越えの部屋もあるらしい)
「遊んでいるように見えますか?全然。男同士で飲むことも多いですよ」
新人類・颯太のような男性は、港区系の人達とは一線を画し「ネオシブ男子」と言われているらしいが、その気になる生態に迫ってみた。
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第2話:「名刺交換なんて、古い」。SNSで全てが暴かれる、今ドキの社交術とは
「僕たちみたいな人のことを、NEO渋谷区男子、略して“ネオシブ男子”って言うんですか?へぇ、面白い。ようやく、渋谷区にも注目が集まるようになったんですね(笑)」
元々、人材サービス系企業に勤めていた翔平。独立する人が多いことで有名なその企業に約5年間勤めた後に、現在の会社を立ち上げた。
そんな彼の私生活と、可愛い子が周囲に多い理由を紐解いていこう。
第2話の続きはこちら
第3話:会話の中にやたら英単語を入れる、“カタカナ野郎”の生態
「今の家に住んで、約5年になります。自宅から代官山辺りのエリア、好きなんですよね。どこへ行くにも便利だし、会社も近いし」
元々IT関連会社に勤めていたが、25歳の時にアプリ制作会社を設立。今はアプリ以外にもweb関連の制作も行っており、業績はだいぶ好調のようだ。
「いやいや、まだまだですよ。今はサードフェーズくらいなので」
現在、恵比寿ガーデンテラス壱番館で一人暮らしをしているそうだ。話をしていると、まるで“ル○大柴さん”を彷彿とさせるが、海外にも頻繁に行っており、見るからに人生が充実していそうなネオシブ男子・潤に迫ってみよう。
第3話の続きはこちら
第4話:お洒落カフェに現る“Macカタカタ族”。オンラインサロンを開設しがちな、ネオシブ男子の生態
平日昼間、『TENOHA DAIKANYAMA』などのおしゃれカフェや代官山 蔦屋書店のスターバックスコーヒーでやたらとよく見かける、Macを広げてカタカタとキーボードを打っている人達(Macのキーボードをカタカタと打っているため、勝手に“Macカタカタ族”と命名させていただく)。
彼らは、制服かと思うくらいTシャツにカジュアルなパンツ、『NEW ERA』キャップに、サングラスは薄いブルーの色が入ったものを身につけている確率が高い。今日話を聞く、ネオシブ男子の裕太もその一人である。
「僕の場合は、メインの仕事とは別に、プライベートでオンラインサロンを開設しています。楽しいですし、お小遣い稼ぎにもなるので、オススメですよ」
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第5話:「一応、彼女はいるけど…」。富も名誉も手に入れた33歳男が、結婚しないわけ
「ねぇ恭平、明日の夜は何やってるの?」
深夜1時過ぎ。冷蔵庫からペリエを取り出してベッドへ戻ってきたアキの頭をポンポンと撫でながら、僕はぼんやりと明日の予定を思い出す。
「明日かぁ。何してたっけなぁ・・・」
「友達のブランドのオープニングパーティーが表参道であるんだけど、一緒に行かない?」
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第6話:「あれ、この子いいかも・・・?」乗り気ではない誘いに乗ったモテ男が、意外な展開に戸惑った理由とは
一応彼女だが、大本命となるような決定打には欠けているのかもしれない。しかしその要素が一体何なのか、僕自身まだ分かっていなかった。
それにこの歳まで独身で、無駄に独り暮らしが長くになるにつれ、“誰かと暮らす”ということが下手な投資案件よりリスキーなことのように思えるのだった。一息ついた時、またスマホが振動した。
「だから今日は飲まないよ」
アキからの電話かと思って画面を見ると、先程まで飲んでいた経営者仲間の圭二からのLINEだった。
第6話の続きはこちら
第7話:「まさかの既読スルー?」。それなりに自分はモテると思っていた、33歳男の勘違い
由奈と出会ってから約1週間。
別に“好き”なワケではない。そもそも、僕はアキという彼女がいる。しかし由奈のことをもっと知りたいという思いがムクムクと湧いてきて、僕は思い切って彼女を誘ってみることにした。
最初から、高級店で二人きりでのディナーなんて重すぎる。仮に会話がつまらなかった時のリスクも高い。だから最近はもっぱら、女性を誘うのはランチが多かった。
—恭平:良ければ、ランチでもどう?
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第8話:“代官山から10分圏内”で全て賄う男が、港区男子から浴びせられた痛烈な一言とは
「ちょうど良かったよ。恭平に連絡しようと思っていてさ」
「俺に?あ、そう」
何だろう。また変なビジネスの話か?面白い話ならば良いけれど、毎回色々な人がビジネスの話を持ちかけてくる中、8割以上は食指が動かぬような話ばかりだった。
「お前、どうせ暇だろ。飯まだなら、一緒にどう?」
半ば強引に圭二に押し切られ、僕たちは結局テラス席で向かい合いながら、水曜の昼間から男二人でランチすることになった。
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第9話:「イイ女だったはずなのに…」。彼女の“マーキング行為“に、男が幻滅した理由
それは、至って普通の水曜の午後のことだった。週に1,2回通っているパーソナルトレーナーの元でトレーニングを終え、『CRISP SALAD WORKS』でチキンサラダでもオーダーしようかと悩んでいる時だった。
携帯を開くと、圭二からLINEが入っている。先日のベトナム進出の話かと思ったら、全く違う内容だった。
—圭二:恭平、お前中々やるな(笑)
「中々やる・・・??」
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第10話:適齢期の女を捕まえて、自然消滅をねらった男。彼に待ち受けていた、想定外の仕打ちとは
—ゆ、由奈が婚約・・・?
目の前に座る圭二の声が遠のいていく。アキのSNSマーキングの一件があって以来連絡が遠のいてはいたが、どこか自分のことを気にかけてくれていると思っていた。
実際に会っている時、じっとこちらの瞳を見つめてきた由奈。アキの存在がなかったら、きっと僕たちの関係は違うものになっていただろう。
それなのに、どうしてこのタミングで突然婚約などしたのだろうか。
第10話の続きはこちら
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