NEO渋谷区男子 Vol.5

「一応、彼女はいるけど…」。富も名誉も手に入れた33歳男が、結婚しないわけ

「最近、港区飽きたよね?」

そんな女子の嘆きを、貴方は聞いたことがあるだろうか。

毎回同じメンバーが集い、デートも口説き方も、遊び方も変わらない。

そんな“港区”に飽きた女たちが、新鮮味を求めて流れている場所がある。

それが、代官山を中心とした渋谷区だ。

そこに集う男性たちは、ITを駆使して時代を切り開く東京のニューリッチ層。

そんな、まさに“NEO世代”と呼ぶに相応しい、渋谷区に生息する「#ネオシブ男子」とは・・・?



今週からは、元IT系企業経営者で投資家の恭平(33歳)の物語をご紹介しよう。


「ねぇ恭平、明日の夜は何やってるの?」

深夜1時過ぎ。冷蔵庫からペリエを取り出してベッドへ戻ってきたアキの頭をポンポンと撫でながら、僕はぼんやりと明日の予定を思い出す。

「明日かぁ。何してたっけなぁ・・・」
「友達のブランドのオープニングパーティーが表参道であるんだけど、一緒に行かない?」

長い脚を持て余しているのか、何度か脚を組み替えてこちらに何かを訴えかけてくるアキ。

彼女はアパレル系の会社に勤務しているが、Instagramでも人気を博しており、フォロワーは22Kほどいる。

そんな彼女が招待されたパーティーへ一緒に行っても良いのだが、若干の面倒くささもある。

「あ、ごめん。明日は会食が入っているから無理だわ。誰か友達と行っておいでよ」
「え〜そうなの?残念〜」

けだるそうに話すアキは、僕より5個下の28歳。友人主催のパーティーで知り合った。一応彼女である。“結婚したい”と迫られているが、僕は毎回こんな感じで、パーティーの誘いを断るのと同じテンションで、結婚に関しても何となくはぐらかしているのだ。

何を隠そう、僕には結婚願望がない。

縛られるのも嫌だし、変にコミットするのが苦手だからだ。

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