この愛のない世界で Vol.10

「そんな男より、俺のところに来てよ」デートの帰り際に2人の男で揺れる女に囁く、狡猾な男

昔は、もっと簡単に人を好きになっていた。
愛することなんて、当たり前のようにできていた。

でもいつからだろう・・・?
恋をすることがこんなにも難しくなったのは。

この東京砂漠で、果たして本物の愛は見つかるのだろうか―?

とりあえず“いい人”の鈴木次郎とデートしても心が動かなかった美佳。そんな中、遊び人だと避けていた祥太郎から突然キスをされてしまい、戸惑いを隠せない。

友人たちからのアドバイスもあり、タイプの違う2人の男と向き合うことにしたのだが・・・


—美佳:次郎さん、来週の金曜日はお忙しいですか?良ければお食事でもどうでしょうか?

次郎へメッセージを打ち、散々悩んだ末に送信ボタンを押した。

先日聞いた、紗弥加の離婚話と葉月の「結婚しない宣言」。

それに後押しされた私は、自分の迷宮入りした恋愛に決着をつけるために......


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