2018.12.27
この愛のない世界で Vol.2東京は、未婚率全国1位の独身天国。
人に深入りせず、きちんと自己防衛し、常に楽しさを求めること。それを守れば、この街では例えパートナーがいなくても毎日を楽しく生きられる。
しかしそんな刹那的な楽しさだけでは、満足できないこともある。私たちは時として、心の底から人との愛や絆を渇望するのだ。
「誰も人を好きになれない」と悩む、倉松美佳・30歳もそのうちの一人。
昔は、もっと簡単に人を好きになっていた。
愛することなんて、当たり前のようにできていた。
でもいつからだろう・・・?
恋をすることがこんなにも難しくなったのは。
寂しさを埋めるために、適当な誰かに連絡しても虚しくなるだけと悟った美佳。この東京砂漠で、果たして本物の愛は見つかるのだろうか―?
独身貴族・栗原祥太郎(34)の日常
寝室の方から、女性の寝息が聞こえてくる。
その寝息を遠くに感じながら、僕は小さくため息をつき、32階から東京の夜景を見つめていた。
まだまだ電気がたくさん付いているビル群の数々。
東京タワーが綺麗に見えるこのマンションに越してきて、もう5年になる。 学生の時に作った......
読むことができます
【この愛のない世界で】の記事一覧
2019.02.27
Vol.12
「好きな人ができない」と嘆く美女の心を掴んだ、たった15文字のLINE。2人の男で揺れていた女の決断
2019.02.26
Vol.11
恋に迷走中の30歳女。東京砂漠で本当の愛を見つけられるのか?「この愛のない世界で」全話総集編
2019.02.20
Vol.10
「そんな男より、俺のところに来てよ」デートの帰り際に2人の男で揺れる女に囁く、狡猾な男
2019.02.13
Vol.9
「他の女と抱き合っていた夫と、一緒のベッドで寝るのはもう無理…」30歳の美人妻が崩壊した理由
2019.02.06
Vol.8
「別に、遊びじゃないから」西麻布の路地裏で強引に抱き寄せてくる男を、女が拒まなかった理由
2019.01.30
Vol.7
「うちの嫁としては迎えられない」恋愛結婚を禁じられ、父親が決めた“政略結婚”に甘んじた男の狡さ
2019.01.23
Vol.6
「今更ズルいよ・・・」決して結ばれることのない男からの甘い囁きに、復縁を期待して惑わされる女
2019.01.16
Vol.5
「彼のこと、本当に好きなの?」何も妥協できず一方通行の恋愛を繰り返す30歳・独身女の孤独
2019.01.09
Vol.4
「一番辛いのは、裏切られた私なのに…」。見知らぬ女に家庭を壊された妻が取った、夫への意外な態度
2019.01.03
Vol.3
「3ヶ月後には、名前も思い出せない人ばかり…」LINEの連絡先が増えるほど、孤独感を増す女
おすすめ記事
2018.12.20
この愛のない世界で Vol.1
この愛のない世界で:「私、このまま帰りたくない…」金曜24時、寂しさを紛らす男といても虚しいだけ?
2016.03.16
東京いい街、やれる部屋
東京いい街、やれる部屋:東銀座在住CMプランナーの部屋はやはり...?
2016.06.07
港区仮氏事情
港区仮氏事情:付き合う前にお試しを。傷つくのが怖いアラサー女子に仮氏期間は必須!?
2018.03.03
崖っぷち妊活物語
崖っぷち妊活物語:「赤ちゃんはまだなの?」バリキャリ妻の幸福を破壊した、無邪気な妊婦の一言
2022.03.23
東京エアポケット
娘のママ友付き合いが苦痛…。鬱屈した専業主婦が月に1度、子供を預けて変身する姿とは
2018.09.27
美しいひと
「あの子より、君のほうが綺麗だよ」ハイスペ男の甘い囁きが呼び起こした、私の中の“黒い感情”
2018.11.03
オトナの恋愛論~宿題編~
「マメな男はモテる」は真実か?毎晩連絡を取っていたのに、2回目のデートで女が冷たくなった理由
2015.05.03
外資系金融で働く女のレストラン事情
デートも時給換算?年収数千万外資金融女子が食事デートに求めるもの
2016.08.06
雑食系男子・植木くん
雑食系男子・植木くん:男たちよ、ポケモンする暇があるなら、東京のイイ女を捕獲せよ。
2017.07.19
マッチングアプリは、必然に。
初デート後の別れ際。「2度目はない」と感じたとき、口にしてはいけない言葉
この記事へのコメント