#再婚 Vol.10

もう二度と失敗できない!1回離婚しているからこそ後がない、31歳バツイチ女の「再マリッジブルー」

ーこの人と離婚して新しい人と再婚すれば、簡単に幸せになれると思っていましたー

これは、高い恋愛偏差値を誇る男女がひしめき合う東京で、

再び運命の相手を求め彷徨うことになった男女のリアルな”再婚事情”を、忠実に描いた物語である。

時間軸にシビアな女たち、女性に幻想を抱き続ける男たち。

そんな彼らが傷つき、喜び、自らが選んだ運命に翻弄されてゆく…

さぁ、では。彼らの人生を、少しばかり覗いてみましょうか。

夫の不倫によって離婚を決意した秋元カナ。女友達に離婚パーティを開催してもらい何とか立ち直るが、デート相手に暴言を吐かれたり、社内の年下男子振り回されるなど再婚活はうまくいかない。

そんなある日、友人・美香から、同じバツイチでエリート弁護士の岡部を紹介されて意気投合し、ついには出会って2ヶ月というスピードでプロポーズされる。

しかし、それを良く思わない友人の亜美は、つい美香にカナの悪口を吹き込むが、お互いの胸の内を晒し合い、無事に2人の仲は改善したのだった。


スムーズに進む再婚準備の裏で巻き起こる、心のざわつき


「岡部修一と申します」

中野区・鷺宮の実家リビング。

いつも以上に質の良さそうなスーツに身を包んだ岡部は、いかにも大人の頼れる男といった様子で両親に自己紹介を始めた。

そんな岡部を見る父と母の表情から、随分と安心しているのが見て取れる。

比べてはいけないが、元夫・司の挨拶とは雲泥の差である。

岡部は、勤め先や仕事の内容について説明した後、自身の離婚歴などを決して隠すことなく、だが決して悪い印象にすることなく両親に伝えた。

やり手の弁護士だけに口調は淀みないが、親しみやすさを心がけてくれた岡部のおかげで、スムーズに結婚の許可も降りそうだ。

ーこれで私たち、本当に再婚できるんだ…!

無事に両親からも祝福され、式は身内だけでささやかに行うことも決まった。

岡部の両親との挨拶も済ませ、無事結婚の許可も得た。

だがー。

こんなにも全てが順調に進んでいるにも関わらず、カナは「本当にこのまま再婚していいの?」という不安に押し潰されそうになっていた。

なぜなら、ここ数日間で、カナが再婚に対して不安になってしまう出来事がいくつも起こったからである。

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