突如僕の人生に現れた黒髪の美女・ひとみ。僕はその美貌と清楚な雰囲気に夢中になったけれど、実態は異常な女だった。
ひとみによって巻き起こされるトラブルを解決してくれた、昔からの女友達・雅子と結婚したのにも関わらず、ずっとずっと僕の人生に付きまとってくる。
でも。
新居にも押しかけ、狂った小包を送りつけてきたひとみのことを…
僕は何故だか見捨てることが出来ず、それが、さらに恐ろしい事態を引き起こしていた。
ついに、妊娠中の雅子のもとに突然押し掛けたひとみ。それは警察沙汰へと発展し、ようやくひとみはユウキの前から姿を消した。
そしてその頃、ユウキと雅子の夫婦間にも変化が訪れていた。
雅子:「私は、本当に幸福な妊婦だ」。
「順調ですよ」
女医さんがモニターを見ながら、ニッコリと微笑む。そこには、お腹の中で元気に成長している赤ちゃんの姿が映し出されていた。
妊婦の私の体重は5キロほど増えてはいるが、幸運なことにそう重いつわりはない。このままいけば無事に安定期を迎えるだろう。精神的なストレスや......
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