2018.07.10
東大女子図鑑 Vol.12あなたはご存知だろうか。
日本国内最難関・東京大学に入学を果たした「東大女子」の生き様を。
東京大学の卒業生は毎年約3,000人。
しかしそのうち「東大女子」が占める割合は2割にも満たず、その希少性ゆえ彼女たちの実態はベールに包まれている。
偏差値70オーバーを誇る才女たちは卒業後、どのような人生を歩んでいるのか。
そのリアルを覗いてみよう。
「東大女子図鑑」一挙に全話おさらい!
第1話:婚活市場で苦戦を強いられる東大女子が、キャリアも結婚も手に入れた秘策とは。
卒業後は大手総合商社(もちろん総合職)で働くバリキャリ女子で、入社5年目になるこの春からシンガポール駐在が決まったという。(5月に渡星予定らしい)
自身の経歴をゆっくりと語る真理が、柔らかな髪をさりげなく耳にかけたとき...左手薬指に、華奢な指輪が光った。
「実は先月、結婚したばかりなんです♡」
そし彼女は、幸せいっぱいの無邪気な笑顔で意外な事実を教えてくれた。
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第2話:すべてを手に入れた東大卒の才色兼備が、金より愛より求めたモノとは?
赤いルージュが丁寧に引かれた唇をゆっくり開き、由紀は慣れた様子でシャンパンを注文した。
グラスに伸ばした指先はほっそりと白く、長い。長い睫毛に縁どられたキャット・アイが印象的な、クール・ビューティだ。
西麻布『goblin』のカウンターにゆったりと腰掛けるその様には、貫禄すら漂う。一見すると‟港区女子”のようだが...彼女もまた、選ばれし東大女子の一人である。
第2話の続きはこちら
第3話:「私、労働に向かないんです」財政界の大物を転がす女の、浮世離れした私生活
すらりと華奢な手足、背中まである艶やかな黒髪。透き通るほど白い肌に、黒目がちの大きな瞳が印象的だ。しかし完璧なまでに整ったその顔は、どこか人工的なものを感じさせる。
…それもそのはずだ。
「整形は、毎年少しずつ色々な箇所をしているので...どこをどうと具体的に言い始めたらキリがないですね」
両手で大切そうにティーカップを包み込みながら、沙良はゆったりと微笑む。そして彼女のこれまでについて静かに語り始めた。
第3話の続きはこちら
第4話:東大・理三卒の女医。日本トップレベルの才女が"量産型女子"を演じ続けたワケ
「東大女子って一緒に居て疲れません?...なんだかいつも、人と競い合ってる感じで。中学高校と青春真っ盛りの時期にガリガリ勉強して東大入ろうなんて思う女は、やっぱり負けず嫌いなんでしょうか」
百合はそう言うと、「馬鹿らしい」とでも言いたそうに小さく鼻を鳴らした。
ではかく言う百合自身はというと、青春時代をどのように過ごしてきたのだろうか。
第4話の続きはこちら
第5話:夫に内緒で別宅を持つバリキャリ妻。ほぼ別居状態でも離婚はしない、シンプルな理由とは
「仕事の合間にここのテラスで息抜きするのが、最近の定番なんです」
梅雨に入ってしまったら寂しいなぁと呟きながらハーブティーを啜る彼女は、しかしどこか妙に艶っぽい。軽やかなショートボブから覗く、白くて細い首筋のせいだろうか。
「今の仕事は完全歩合制なので休もうと思えばいくらでも休めるはずなんですが...逆にそれだとどうも怠けられないのが、人間の性ですよね」
第5話の続きはこちら
第6話:バリキャリ外銀女子が突如ゆるふわOLに転向。彼女の価値観を変えた、ある言葉
現在、専門系の市場調査会社に勤務しているという理恵。フレックスタイム制で、平均勤務時間帯は10-18時とワークライフバランスの取れた生活を送っているそうだ。
「以前の勤務先では、朝3時近くまで当たり前のように働いていましたけど...。それだけやり甲斐もあったしお給料も魅力的でしたが、今の生活スタイルになったら、もうこれ以前の生活は考えられないです」
彼女は昨年まで3年間、新卒入社した大手外資系投資銀行でフロントオフィスに勤めていた。バリキャリ人生を突き進んでいたはずの彼女。しかし突如生き方を変えたのは、いったい何故だろうか?
第6話の続きはこちら
第7話:国際弁護士となったエリート東大女子のモチベーションは、恋心と美人への嫉妬!?
彼女は現在、日本人でありながらカリフォルニア州の現地法律事務所で働いているエリートだ。大学在学中に予備試験(※)を通過し、1年の修習後は四大法律事務所で弁護士としてのキャリアをスタート。
弁護士4年目でカリフォルニアのロースクールに1年間留学した後、現地法律事務所に引き抜かれ、現在に至る。非の打ち所が無い華麗な経歴と言えよう。
「“意識高い系”と思われることが多いんですが、実は私が今に至るまでの動機って、本当にしょうもないんですよ」
第7話の続きはこちら
第8話:「メスが求めるのは“1番優れたオス”」華麗な恋愛遍歴を誇る女の、信念と誤算
実は彼女は去年まで、キー局でアナウンサーを務めていたのだと言う。
新卒で入社後4年間勤めた後、思い切って転職したのだと言うが、その理由は…?。
「“女子アナ”って世間でチヤホヤしてもらえるのなんて、新人の頃だけ。20代前半なら最強の看板ですが…20も後半になったら“元女子アナ”としてOLやってる方が余程モテます。…それに、一般人の方が、お付き合いも自由にできますしね」
ふふふ、と目を悪戯っぽく光らせ、里奈は口許に静かな笑みを浮かべた。
第8話の続きはこちら
第9話:ふさわしい場所を求めて、4年で3回の転職。自信満々のハイスペ女に訪れた試練
彼女は現在、世界でもトップ3に入る大手外資系PEファンドに勤めており、27歳とは思えないほどの高給を稼いでいる。当然、プレッシャーも相応のものなのだろう。
「今の会社は4社目です。先月、別の外資系PEファンドから転職したばかりですが、前職よりチーム構成やカルチャーなんかは圧倒的に良いですね。もちろんファンドとしても前に勤めていたところよりブランド力もあると思います」
そう、なんと彼女は27歳にして3度もの転職を経験しているのだった。彼女のせわしないキャリア変遷の裏には、どういう経緯があったのだろうか?
第9話の続きはこちら
第10話:完璧なキャリア・完璧な結婚。すべて順風満帆だった東大女子に訪れた、最大の試練
「夫は大学の同級生です。私は学部卒業後、ボストンの大学院に留学していたのですが、卒業後は現地で就職しました。そこに彼が日本から転勤してきて、まさかの再会!それからお付き合いするようになって、そのまま結婚しました」
さすが東大女子、「大学の同級生との再会」までがワールドワイド&ドラマチックだ。エリート同士の恋愛結婚、幸せな家庭…
一見、誰もが羨む完璧な人生を歩んでいるように見えるゆり子だが、実は、彼女の笑顔の裏には壮絶な過去があったのだった。
第10話の続きはこちら
第11話:東大を中退して起業。26歳の若さでひと財産を築いた東大女子の、自由すぎる生き様
駒場キャンパスの学生食堂に現れた雪乃は、 無地のさっぱりとした白いTシャツにジーンズというカジュアルな装いだ。顔立ちが際立って華やかという訳では無いのだが、小顔にダークブラウンのロングヘアがさらりとよく似合う。
周囲の女子大生にも同じような恰好をしている者はちらほら居るが、雪乃の放つ垢抜けたオーラは異質だった。
「いやー、久しぶりの学食、楽しいなあ。駒場の食堂って結構オリジナルメニューが充実してるんですよ。今の季節、お気に入りは断然“サラサラとん茶”ですね!」
第11話の続きはこちら
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