東大女子図鑑 Vol.9

東大女子図鑑:ふさわしい場所を求めて、4年で3回の転職。自信満々のハイスペ女に訪れた試練

あなたはご存知だろうか。

日本国内最難関・東京大学に入学を果たした「東大女子」の生き様を。

東京大学の卒業生は毎年約3,000人。

しかしそのうち「東大女子」が占める割合は2割にも満たず、その希少性ゆえ彼女たちの実態はベールに包まれている。

偏差値70オーバーを誇る才女たちは卒業後、どのような人生を歩んでいるのか。

これまでには隠れにゃんにゃんOL向上心の塊のような才色兼備愛人枠に甘んじる文学少女量産型女子を演じる理三卒女医夫に内緒で別宅を構えるバリキャリ元外銀のゆるふわOL美人への嫉妬だけで国際弁護士になったエリートハイステータスな男しか眼中に入らない美女が登場。

さて、今週は?


<今週の東大女子>

氏名:片岡唯(カタオカユイ)
年齢:27歳
職業:大手外資系PEファンド
学部:経済学部
住居:有明のタワーマンション(持ち家)
ステータス:日中英のトリリンガル、独身


六本木の、とあるホテルのラウンジに現れた片岡唯は、土曜の昼下がりであるにも関わらず大きな書類鞄を抱えていた。

さっぱりとしたグレーのパンツスーツに、飾り気の無い白のブラウス。

痩せた首筋は白く細く長い。

小さな顔には、くっきりとアイラインを引いた大きな瞳がバランスよく配置されている。

シャネルのココクラッシュが光る右手でアイスコーヒーのグラスを鷲掴み、ストローで大きく音を立て吸い込んだ。

アイスコーヒーが運ばれてきてからものの2分も経たないが、ウェイターに手を挙げおかわりを頼もうとする。しかし中々誰も唯に気付かない。

トトトトト…

細く長い中指が神経質にテーブルを叩く。

「ここ、土曜でも空いてるのは気に入ってるんですけど...たまにスタッフの気が利かないっていうか。なんのためにこっちはコーヒーに千円も払ってると思ってるんでしょうね」

苛立ちを隠す気もないらしく、ようやく唯に気付いたウェイターに一言「同じの」と言い捨てた。

「中途半端な仕事してても仕事として認められる人は良いですよね…。

こっちは高給もらってるとは言え、毎日プレッシャーとストレスに耐えて必死で仕事してるのがたまに馬鹿らしくなります」

そう言うのも、無理はない…のかもしれない。

彼女は現在、世界でもトップ3に入る大手外資系PEファンドに勤めており、27歳とは思えないほどの高給を稼いでいる。

当然、プレッシャーも相応のものなのだろう。

「今の会社は4社目です。先月、別の外資系PEファンドから転職したばかりですが、前職よりチーム構成やカルチャーなんかは圧倒的に良いですね。もちろんファンドとしても前に勤めていたところよりブランド力もあると思います」

そう、なんと彼女は27歳にして3度もの転職を経験しているのだった。

彼女のせわしないキャリア変遷の裏には、どういう経緯があったのだろうか?

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