2018.03.22
東京の中心で、地元愛をさけぶ Vol.9「東京は所詮、田舎者の集まりだ」
時に揶揄するように言われるこの言葉。
たしかに東京の中心部には、様々な「田舎」や「地元」を持つ者があふれている。
遠く離れた地方出身者はもちろん、東京出身者でさえ「地元」への想いを抱えている。
あなたにとっての、「地元」とは?
「東京の中心で、地元愛をさけぶ」一挙に全話おさらい!
第1話:プライド高き横浜出身商社マンを落とす、キラーフレーズ
「横浜、好きですね。」
開口一番に亮太から飛び出したのは、横浜に対する強い地元愛だった。
今流行りの塩系あっさりフェイスに、綺麗な肌。総合商社勤務らしく、スーツの着こなしも綺麗にまとまっている亮太。彼の出身地が横浜と聞いて、妙に納得してしまう。
「未だに地元から出ない同級生もたくさんいる。東京も好きですが、地元愛は強い方だと思います。」
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第2話:「練馬区より、ハワイの方が近い」と豪語する、青山で生まれ育った経営者の悲哀
「この界隈は、昔はなにもなかったんですよ。東京ミッドタウンがある場所なんて、元々は防衛庁だったし。」
『ウエスト 青山ガーデン』でコーヒーをじっくり一口味わうと、新次郎は店から見える庭を眺めながら、可笑しそうに語り始めた。
「最近は港区がフィーチャーされて色々と話題になっていますが、僕たちからすると港区は生まれ育ってきた“地元”。何も、特別ではないんですよ。」
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第3話:女性に「ウマい」なんて言ってほしくない。結婚願望強めな、神戸・山の手育ちのお坊ちゃま
現在は東京のキー局に勤務する隆之。生粋の神戸っ子で、実家は神戸の中でも高級住宅街にあたる山の上に位置する。父親は鉄鋼系の会社を営んでおり、両親からの大学入学祝いはBMW。実家は阪急沿線にあり、典型的な神戸のお坊っちゃまである。
「東京へ来て驚いたのは、家柄やバックグラウンドのバラエティー豊かさ。そして誰もが自分を偽ろうと思えば偽ることができる怖さかな。神戸のそれなりの私学を出ている人たちのコミュニティーは狭くて、育ちを偽るとかありえないですから。」
そう語る隆之には、苦い経験がある。
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第4話:「男性には、尽くす文化やけん♡」なのに食事会で割り勘されたら即帰宅する、博多女子の魔力
「上京している福岡県民は、“一旗上げてやる!”と思っている人が多いんです。東京から九州は遠いですし。手ぶらでは帰れないというか、東京に来たからには爪痕を残そうと、それなりの気合と覚悟を持っている人が多いかも。」
一見おっとりとしているが、話し始めるとハキハキしている優子。そのギャップに少し驚く。
また、夢追いドリーマーも多いという福岡県民。その生態を探っていこう。
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第5話:中庸の幸せを知っている千葉県民は、年収3,000万の男より年収1,200万の商社マンを好む
おっとりとした語り口調に、控えめな雰囲気が見え隠れする百合。現在勤務している会社を選んだ理由も、“安定”しているからだという。
「“絶対に一番になりたい!”みたいな欲はないですね。強いて言うならば、優しい旦那様を見つけて、暖かくて幸せな家庭を築けたらいいかなぁ。」
千葉県民は欲望があっても、突き抜けるほど極端になれない。まさに“中の上の悲劇”の典型的な例だという、千葉県民の葛藤を教えてもらった。
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第6話:コンプレックスの表れ?道産子がクールな慶應BOYに、異様なまでの憧れを抱く理由
思わず息を呑むような白くて美しい肌に、サラサラとなびく髪。話を聞いたのは、目黒にある彼女のオフィス。室内に差し込む光が、理子の美しさを更に際立たせている。
キャリアも順調、素敵な彼氏もおり、充実した生活を送っているように見える理子。
「北海道の短大を卒業してから上京しました。現在東京は10年目になりましたが、今でも北海道は大好きな故郷です。」
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第7話:エリートでなければ人でない ?学歴至上主義の埼玉県民、ダサイタマなんて言わせない
「埼玉県とは言え、上の方に行くとかなり田舎ですし。浦和はちょっと独特の文化があるかもしれません。排他的というか、その中で全てが完結している感じがします。」
千葉県と同じく、東京のベッドタウンとして発達してきた印象を受ける埼玉県。しかし、彼らの胸の内は少し異なるようだ。
「千葉県とは、違いますよ(笑) 」
千葉県と一緒にするなとでも言うように笑う大輔。たしかに、彼の話を聞いているうちに千葉県とは全く異なる県民性が見えてきた。
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第8話:「男は外見より、肩書き」。Instagramで高級店ばかり投稿する名古屋嬢の本音
「名古屋の本山出身で、東京へ出てきて早6年になります。愛知県出身とは言いませんね。」
栗色の髪で、前下がりのミディアムボブがよく似合っている加奈。名古屋嬢と言えば派手でコテコテの巻き髪をイメージしていたが、加奈は至ってシンプルなヘアスタイルだった。
「元々東京への憧れが強く、絶対上京すると決めていました。ただ、大学は親元から通うのが条件だったので、上京のタイミングを虎視眈々と狙っていたんです。」
第8話の続きはこちら
【東京の中心で、地元愛をさけぶ】の記事一覧
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「“付き合おう”なんて必要ですか!?」ルールに囚われない男の、独特な恋愛観
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Vol.7
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