2016.12.27
学歴カレンダー Vol.18第9話:一橋卒の銀行員“淳一郎”、淡い恋心を砕くコスパ重視の彼のこだわり
自分の実力値の最高の男。果たしてそれを見極めることができるのだろうか。哲也のような中堅企業に勤める男の稼ぎでは自分の求める生活レベルは期待できない。かと言って外資系企業に勤める芹沢のような遊び方を知っている男にも不安を覚える。
自分は“真の賢い女”になれるのだろうか。
第9話の続きはこちら
第10話:東工大卒の彼には理解し難い、ロジックを超えた想定外の女心
ドリカムの「うれしい! たのしい! 大好き!」の1フレーズが脳内で流れる。
“初めて手をつないでから その後すぐに私の右手 スーパーでスペシャルになったもの”
つないだ手が「スーパーでスペシャル」になる、その感覚が絵理奈の恋の始まりだった。
第10話の続きはこちら
第11話:同志社卒・こじらせ系モテ男。彼との時間は1人でいるより孤独を感じた。
彼は関西人らしくよく喋った。自分の生い立ちから仕事の話まで、テンポよく飽きさせない話術はさすがだった。茶髪でやや長髪の髪型は東京出身の洗練された男性と比べると垢抜けないが、そんな風貌もお調子者の彼のキャラクターにぴったりだ。
締めにトリュフ卵かけ御飯を食べ、気づけば時刻は深夜2時を回っていた。すっかり酔いも回り、警戒心も解けている。店を出た後、深夜の麻布十番商店街を当てもなく散歩する。すると彼は突然肩を抱き寄せ、耳元で囁いた。
第11話の続きはこちら
第12話:「30歳で独身だったら結婚しよう。」京大に心を奪われた彼との果たされなかった約束
慎太郎とは幼稚園から高校までずっと一緒だった。家族のことから恋愛事情まで、お互いに起きたことはほとんど把握していた。ほのかな恋心に気づかなかった訳ではないが、彼のことなら何でも知っているという優越感がその想いを鈍らせていた。
そんな彼との仲に変化が起きたのは高校3年生の夏だった。
第12話の続きはこちら
第13話:全てを手にしているかのように微笑む学習院卒の男との消化不良なデートとは
彼は老舗和菓子屋の息子らしく趣のある日本家屋の内装に興味を示していた。日本酒で乾杯し、柿の葉寿司やウズラ料理を美味しそうに食べる様子は心から楽しんでいるようで、絵理奈ちゃんとまた遊びたいな、と優しい笑顔を向けてきた。
彼の中性的な外見や優柔不断な性格には物足りなさを感じる。それでも話している時は楽しいし、何回かデートするのはアリかもしれない。それがその日の結論だった。
第13話の続きはこちら
第14話:夏目漱石のあの台詞から始まった、早稲田出身の文学青年との儚く散った恋
『水炊き しみず』で食事をした後目黒川沿いを散歩した。夜の散歩にはぴったりな気候で、陽気な夏の匂いが街全体に漂っていた。珍しく言葉が途切れた後、彼が空を見上げながらポツリとこう言った。
「月が綺麗ですね。」
その瞬間、全ての時が止まった気がした。
第14話の続きはこちら
第15話:誰もが羨むエリート商社マンとの恋愛で捨て切れなかった、慶應ガール30歳のプライド
東京でバリバリ働きながら上質な服と化粧を纏い、“最低限”結婚はしているはずの自分の姿だった。
それに比べると30歳になった今の自分はどうだろう。ジムのプールで一人ぼっちで泳ぐ日々だ。 31歳を迎える来年の今頃までには絶対幸せになる、そう決意した。
第15話の続きはこちら
第16話:慶應ガール、絵理奈31歳。「恋人は最低でも早慶レベル」は幸せへの道なのか?
ひどい二日酔いなのか、彼の声は随分しゃがれていた。家に行こうか? と聞くと「今日は1人で寝たいし、いいわ。」とぶつりと電話を切られてしまった。
電話を切った後、しばし放心状態だった。そんな時、昼間に来ていた「代々木公園にいます。」という健太郎からの写真付きのLINEを思い出した。今何をしているのだろう、ふと思い立って食事に誘ってみた。
第16話の続きはこちら
【学歴カレンダー】の記事一覧
2016.06.25
Vol.16
いよいよ明日で最終話!「学歴カレンダー」全話総集編
2016.06.19
Vol.15
学歴カレンダー:誰もが羨むエリート商社マンとの恋愛で捨て切れなかった、慶應ガール30歳のプライド
2016.06.12
Vol.14
学歴カレンダー:夏目漱石のあの台詞から始まった、早稲田出身の文学青年との儚く散った恋
2016.06.05
Vol.13
学歴カレンダー:全てを手にしているかのように微笑む学習院卒の男との消化不良なデートとは
2016.05.29
Vol.12
学歴カレンダー:「30歳で独身だったら結婚しよう。」京大に心を奪われた彼との果たされなかった約束
2016.05.22
Vol.11
学歴カレンダー:同志社卒・こじらせ系モテ男。彼との時間は1人でいるより孤独を感じた。
2016.05.15
Vol.10
学歴カレンダー:東工大卒の彼には理解し難い、ロジックを超えた想定外の女心
2016.05.08
Vol.9
学歴カレンダー:一橋卒の銀行員“淳一郎”、淡い恋心を砕くコスパ重視の彼のこだわり
2016.05.01
Vol.8
学歴カレンダー:42歳、遊び尽くした「元」慶應ボーイ。訳あり物件の婚活事情とは
2016.04.24
Vol.7
学歴カレンダー:池袋発・全方位モテ系の立教ボーイ、彼が最後に選んだ女とは?
おすすめ記事
2016.06.26
学歴カレンダー Vol.17
学歴カレンダー最終回:慶應ガール、絵理奈31歳。「恋人は最低でも早慶レベル」は幸せへの道なのか?
2022.07.26
男女上京ヒストリー~12年目の悲哀~
男女上京ヒストリー~12年目の悲哀~:交際2年目の彼氏がいる30歳女。プロポーズを期待していたのに…
2016.12.24
五反田ラバー
「だってここ、五反田だし。」デートのはずが、デートじゃない?五反田ラバー、涙を呑む
2017.11.06
恋の大三角形
恋の大三角形:旅先で運命の出会い!のはずが…素敵な男の後ろには女の影がある
2017.07.21
二世を狙え!
二世を狙え!:「20代でバーキンを持つ女には近付かない」身元を隠し嫁を探す男
2018.10.06
オールドリッチの悲哀
遺産相続に追いつめられるオールドリッチ。田園調布の豪邸を容赦なく襲う、厳しい現実
2021.11.09
生まれながらに不平等
「年収1,000万って、東京では稼いでない層なの?」UNIQLOやZARAも着る男と、デートしてみたら…
2019.07.20
オトナの恋愛論~宿題編~
「ガン見しすぎた…?」露出度高めな女との初デートで、男がやってしまったNG行為
2019.10.29
わたし、9時に出社します。
あぁ憂鬱・・・。「女子は可愛く踊ればいい」という忘年会の余興に対する、20代女子の本音とは
2016.09.27
東京異業種転職
東京異業種転職:転職後に年収1.8倍!出版社から、六本木の急成長中アドテク企業へ
東京カレンダーショッピング
『かに物語』:〆まで楽しめる雑炊の素付き!蟹の旨みがたっぷりと溶け出すかに鍋セットミニ
『肉のABCフーズ』:黒トリュフ塩付!牛タン&A5ランク黒毛和牛を使った極上ハンバーグ
『東京京橋おばんざい醸』:肉を引き立てる3種の塩!A5黒毛和牛を使ったローストビーフ
『かに物語』:海老・帆立・蟹!ベシャメルソースに、各種海の幸をトッピングした贅沢グラタン
『UMIKARA』:薄切り・厚切り食べ比べ!特製出し汁で味わう若狭湾真鯛の鯛しゃぶセット
『パンツェロッテリア』:具材ごろごろボリューミー!フレッシュな野菜と肉感満載のフライドピッツァ
『オリベート』:黒トリュフ香る、口当たりクリーミーな究極のティラミス
『ミホ・シェフ・ショコラティエ』:日本を代表するショコラティエ―ルが作る、 ショコラ好きのための濃厚ガトーショコラ
『LOUANGE TOKYO』:アート感溢れるビジュアル!口溶けなめらかな大人の生チョコレートエクレア(6種)
『ル・ボヌール 芦屋』:しっとりサクサク!フリーズドライ苺にホワイトチョコをたっぷりと浸透させた新感覚スイーツ
ロングヒット記事
2025.01.18
Editor's Choice~hotel~
「グランド ハイアット 東京」で1人800gのカニが楽しめる!期間限定のブッフェで冬を満喫しよう
2025.01.15
運命なんて、今さら
28歳女性と初デート。待ち合わせ場所に現れた女の服装をみて、男が息をのんだワケ
2025.01.18
男と女の答えあわせ【Q】
2ヶ月でデートは2回だけ…。大人の恋愛がスムーズ進む、会う頻度の正解は?
2025.01.13
1LDKの彼方
「結局、料理上手な女性が好き」広告代理店勤務・27歳男のリアルな本音
2025.01.19
男と女の答えあわせ【A】
デート数日前に「体調が悪い」と女性から連絡が来たら、どう対応するのが正解?
この記事へのコメント