商社マン優作 Vol.13

いよいよ明日で最終話!「商社マン優作」全話総集編

第7話:憧れの年収1,000万円手前で見えたもの。課長クラス多すぎな商社の現実

会社にいる限り、突き破れない限界が見えてきた。最近年収が一気に上がり、1,000万円はもう目前となった。しかしこの先、年収が4,000万円になることもなければ、今の会社の社長になれる訳でもない。

30歳を過ぎ、商社マンの現実と限界を知ってしまった気がして、どこへ情熱を持っていけば良いのか分からずにいる。

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第8話:マドンナの誘惑に勝てるのか?商社のぬるま湯地獄にご注意を。

純也の言葉に適当に相槌を打ちつつ、目の前にあるタコを摘みながらふと考える。

「俺、今幸せなのかな...」

思わず口に出た言葉を慌てて呑み込む。可愛いお嫁さんと良い仕事。側から見れば文句が無いはずだ。しかしポッカリ穴が空いたような、心の空洞が埋められない。

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第9話:同僚の華麗なる転職に焦りながら、二子玉川にローンで家を買う34歳

これまでに、純也が仕事ができるという噂を聞いたことがなかった。なのに何故ヘッドハンティングされるのだろうか。純也は慶應の幼稚舎出身だ。早稲田出身の優作からすると良くわからないが、そのツテのお陰?まさか純也に先を越されるとは...

「いや、先を越された訳ではない」

自分に言い聞かす。しかし課長クラスがやたらといる日系の商社に永遠に留まっていて良いのだろうか。チャレンジして、起業したり転職をすれば、人生は変わるのだろうか。

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第10話:元カノの一言がきっかけで、ダークホース・優作、ついに目覚める?

頭の中をフル回転させる。記憶が走馬灯のように駆け巡った。

「もっとオシャレなオーガニックフードとかだったらよかったのに」

27歳の時、ライトなプロポーズをしてあっさりフラれた綾子の言葉だった。あの時、バナナ担当になった自分に対してバッサリ切り捨てた綾子。しかし今、綾子の言葉がまるで目の前でもう一度言われたように、鮮明に甦った。

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第11話:役員になれる人 vs 平社員で終わる人。コネと欲望が渦巻く商社の闇

サラリーマンとして生きるなら、とことん上り詰めたい。漫画・島耕作みたいに会長にはなれないかもしれないが、部長以上にはなりたい。一社員で終わる人と、役員になれる社員の差。実力だけではない、何かが必要な社会。

そんな時、携帯が鳴った。 久しぶりの、純也からの誘いの電話だった。

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第12話:同期の中で最速出世!と思いきや...熾烈な社内の出世競争で生き残るのは誰?

寝耳に水だった。誰よりも早く出世したと思っていた。しかしまさかの賢治も、一緒のタイミングで昇進していた。また何でよりによって賢治なんだ...この会社にいる限り、永遠に戦わなきゃいけないのか?常に追わなければいけないのか?

同期の中で、一番早い出世。それが賢治も部長代理になっていたことによって、一番早いけれど同率一位になってしまった。

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