第11話:時代の寵児・国分との深夜デートの行方
桜子の9月の誕生日に向けてのカウントダウンは1ヶ月を切り、残されたカードは結局1枚のみとなった。
複数案件を走らせることを日常茶飯事として桜子にとって、圧倒的な心許なさに足元をすくわれそうな感覚に襲われる。
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■登場したレストラン
石かわ(神楽坂 / 懐石)
第12話:行き遅れに怯える「浦島太郎恐怖症」の女たち
テーブルの上においてある桜子の携帯から、LINEのポップアップ音が響く。
おもむろに携帯に手を伸ばし、差出人を見て桜子は動揺した。
「司」
急激にフラッシュバックしてきたいくつもの思い出が濁流のように桜子を襲い、先ほどまでの不敵な笑みは見る影もなく消えて無くなった。
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■登場したレストラン
レストラン サラマンジェ/メゾン プルミエール(代官山 / フレンチ)
第13話:本命からのプレ・プロポーズ!そのとき、桜子は何を思う?
人生は選択肢の連続で、試練かと思うほど、手を変え品を変え女たちを試す。ことさら結婚における女の決断は重く、曲がり角を間違えると、きっと未来永劫、「その道」に繋がるチャンスを失うだろう。
司からのメッセージは、「その道」から大きく外れ、これまで虎視眈々としたたかに揃えてきた極上のカードを、全部捨ててしまう可能性を孕んでいるのだ。
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第14話:迫る決断の日・・・桜子が唯一愛した男とは
ー司との未来に、私は満足できるのだろうか。ー
桜子が好きだった司の呑気さは、愚鈍さに取って代わり、底なしの優しさは、臆病者の裏返しに見えた。人の目を気にしないマイペースさは、世間知らずの蛙のようで、好きだった彼を構成する要素の全てが、桜子をイラつかせるようになった。
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■登場したレストラン
DAZZLE(銀座 / ダイニングバー)
カーエム(銀座 / フレンチ)
第15話:決断前夜 ・・・あの美しい愛をもう一度・・・
「桜子さん、賢くなりなさい。」
その夜、雨はしとしとと静かに降り続けた。9月の軽井沢の夜は、真っ暗な上に、霧が立ち込めていて一寸先も見えない。
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■登場したレストラン
エブリコ(軽井沢 / フレンチ)
最終話:やまとなでしこ2015 最終話 5年の歳月を経て・・・桜子の決断。
ドラマのようなことなんて信じない。
あのドラマで最後、私と同じ名前の主人公は、数学者としての夢を追って魚屋さんと結婚した。だけど、フェンディのバッグひとつ買うにも躊躇する生活は、本当に幸せだったの?
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■登場したレストラン
カーエム(銀座 / フレンチ)
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