前回までのあらすじ
27歳の桜子は「(並みの)結婚をした女は負け犬」と考え、持ち前の美貌と教養とセンスで「極上の結婚」を狙っている。某企業の次期社長のポジションにいる交際相手・隆弘を手堅く押さえつつ、更なる高みを目指す。弁護士の長田とのデート、時代の寵児・若き起業家の国分とのデートの二戦では思うような戦果が得られず、停滞気味の桜子だが・・・
前回:時代の寵児・国分との深夜デートの行方
「ほらねぇ。だから言わんこっちゃない。」
8月も最終週の日曜日。
桜子、美穂、香織の3人は、中目黒の高台にオープンした『レストラン サラマンジェ』で、14時過ぎに集まりシャンパンを飲んでいた。
食前酒を楽しむイタリアの食文化「アペリティーボ」は最近東京でも定着しつつある......
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