それでも、私は東京で消耗する Vol.11

「欲しいモノは1つずつ、夢中で手に入れてきたら…」32歳女が、東京で消耗した先に見えた景色

―まだ東京で消耗してるの?

2014年、あるブログから投げかけられた問いに、いま人々はどう反応するだろうか?

オンライン生活が日常になり、東京にいる必要もないと言われるが、一方で東京にこだわる者もいる。彼女の名前は、莉々ー。

◆これまでのあらすじ

執筆している恋愛コラムが人気になり、小説の執筆もはじめた莉々。仕事は軌道に乗り始めるも、様々な不安を抱えている時に突如現れた1人の男性…。

▶前回:「ねぇ、私と付き合わない?」婚活に疲れ果てたオンナの口から思わず出た言葉に、男の答えは…


「ねぇ、私と付き合わない?」

私がそんなことを口にしたのに、彼は落ち着き払った様子で、ワインを注ぎつづける。

「ねえ、聞いてる?」
「聞いてるよ」

でもそれは、お互いのことを、知り過ぎているほどによく知っているからだろうか。

「莉々。なんか数年前と見た目は変......


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