それでも、私は東京で消耗する Vol.3

「彼氏ではナイ男性に、つい…」誘惑に負けた26歳女が、過去に犯した致命的ミス

―まだ東京で消耗してるの?

2014年、あるブログからこんな問いが投げかけられた。

そして6年経った今、同じように聞かれたら人々はどう反応するだろうか?

オンラインが当たり前になった生活を考えれば、狭い部屋に家賃を払い続ける理由はない。

しかしここに、それでも東京にこだわる一人の女がいる。名前は莉々(32)。

◆これまでのあらすじ

大手広告代理店に入社し、理想の先輩・菜緒にも出会い、充実した生活を送る莉々。だが大学時代からの恋人・圭太と別れてしまう。すぐ次の彼氏が見つかるが…。

▶前回:「男の憂さ晴らしじゃない?」昭和のオジさんを操る、“高学歴美女”の正体とは


―2014年―

憧れていたものが手に入ると、今度は別の何かがもっと欲しくなる。

26歳。私は社会人4年目になって、そんな感覚を覚えていた。



「最近、仕事にはすっかり慣れたけどさ、なんか飽きてきちゃったんだよね…」
「…そっか」

4個上の会社の先輩・......


この記事へのコメント

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No Name
なんだなんだ?ここにも親の敷いたレールを行く人が出てきたね。でも向上心なく過ごしたコネ入社の会社で何も得ずに、3年後に社長になったって、その継いだ会社を潰すだけじゃない?
2020/08/13 05:1277返信3件
No Name
次週予告、変わり果てたって言われると、落ちぶれた感があるのですが……。
派手な女性が、落ち着いたという程度に思えばいいのかな?

しかし、東京カレンダーに出てくる御曹司って、皆やる気無さすぎじゃないですか? こんな人に任せたら会社潰れそう。

今回は、九州の何処の造り酒屋の御曹司か知らないけど、2年後の熊本の震災や、各地で起こる豪雨災害、コロナウイルス騒動を乗り越えていける底力があるのかな……?


架空の話と思っていても、心配……。
2020/08/13 05:3157
No Name
莉々の人生の迷走よりも先に
小説が迷走してる
2020/08/13 06:3243返信2件
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