【今こそ読みたい】日本の名だたる経営者達は、いかに苦境を乗り越えたか?66人インタビューの全てを掲載!

小林照子氏 美・ファイン研究所創業者

小林:社交術というか国際的なマナーというものに、あの頃の日本人はなじみがなかったんですよね。だから私は、外見の美と心の輝きをもっと磨いていく必要があると感じたし、それを研究して世の中に発信するために「美・ファイン研究所」を立ち上げたんです。

金丸:先生が提唱された「ハッピーメイク」は、考え方も言葉としても素敵ですよね。「メイクアップ」というと、化粧をして外面を作るというイメージだけど、「ハッピーメイク」には心が伴っているじゃないですか。

小林:ちょっと美意識を持って、ちょっと外見を構うだけで、ハッピーな方向に人生が変わるのよ、ということを伝えたくて。

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河野貴輝氏 株式会社ティーケーピー代表取締役社長

金丸:くじ引き、ですか?

河野:1等はバット、2等はグローブが当たるという。もちろん、くじも自分で作って。

金丸:それを勝手に?

河野:はい。子どもながらに「この店は大丈夫かな」といつも思っていたんですよ。商品はほとんど置いてないし、お客さんも全然来ないし。だから私が何とかしなきゃと思って。でもお客さんにグローブやボールをあげているところへ、ちょうど祖母が帰ってきまして。祖母はお客さんから、私があげた賞品を取り返すと、「これは子どもが勝手にやったことですから」と謝って。そのあとは、もうめちゃくちゃに怒られました。

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田中 仁氏 株式会社ジンズ代表取締役社長

金丸:そこから、どうしてメガネに? そもそも田中さんは、目が悪いんですか?

田中:いや、まったく悪くないです(笑)。近頃老眼にはなってきましたが、それまではメガネをかけたことがなくて、メガネのことなんて全然知りませんでした。

金丸:それなのにメガネ(笑)。

田中:だから、逆によかったんだと思うのです。

金丸:先入観なく、ゼロベースで考えることができたと?

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福井栄治氏 日本野菜ソムリエ協会理事長

金丸:経営者としての英才教育を受けてきたんですね。それなのに、別の道を選んだ。

福井:父は職人上がりの経営者、要は勘と経験の人なんです。この父を抜くには同じように勘と経験でやってたら一生抜かれへんな、と高校のときに思って。

金丸:違うやり方で勝とうと?

福井:はい。僕は商売を科学しようと考えたんです。当時の練り物業は、おせち用の需要だけで年間の売り上げの何割かを占めていて、12月29日から大晦日までの3日間で、どの商品をどれだけ作るかがすごく重要でした。

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杉江 理氏 WHILL,Inc.CEO

金丸:でも殴られたら痛いじゃないですか。

杉江:それは……、あんまり考えなかったですね(笑)。ひたすら練習すれば、強くなって勝てるはずだと。だから部活の練習のほかに、勝手に出稽古にも行ったりしていました。

金丸:ストイックですね。

杉江:どうすれば勝てるかだけを考えながら、がむしゃらに練習してましたね。

金丸:それだけの行動力に理論が兼ね備わっていれば、強くなるのも早かったのでは?

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