【今こそ読みたい】日本の名だたる経営者達は、いかに苦境を乗り越えたか?66人インタビューの全てを掲載!

吉松徹郎氏 株式会社アイスタイル代表取締役社長兼CEO

金丸:いまでこそ、あらゆるジャンルでクチコミサイトが強い時代ですが、吉松社長はその先駆けですよね。

吉松:おそらく最初だと思います。実はこのビジネスモデルを検討するとき、参考にしたのが、金丸会長が手掛けたセブン-イレブンのPOSデータの仕組みなんですよ。

金丸:そうなんですか。それは光栄です。

吉松:私が「@cosme」でやりたかったのは、レビューをただ集めるだけじゃなく、それらをネット上で相対的に比較して見せること。サプライチェーンのPOSシステムにおける末端が店舗だとしたら、クチコミにおける末端は、ユーザーです。だから、ユーザーが自らすすんでクチコミをアップする仕組みを作らないといけないと考えました。金丸会長のPOSシステムには、学ぶべきことがたくさん詰まっていて、非常に参考にさせていただきました。

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出雲充氏 株式会社ユーグレナ代表取締役社長

出雲:私にとって初めての海外旅行だったのですが、せっかくなら人が行かないところに行こうと思ったんです。それに途上国であれば国連への信頼が厚く、尊敬されているはずだと。

金丸:実際に行ってみて、どうでしたか?

出雲:衝撃を受けました。当時バングラデシュは世界最貧国のひとつで、国民一人当たりの所得が1日1ドル以下。お腹を空かせた子どもたちがいっぱいいるだろうと思っていたのですが、実際は飢えている子どもは一人もいなくて、日本人以上にお米を食べていました。バングラデシュはお米が豊富で、消費量は日本人のおよそ3倍と言われているんですよ。なので飢え死にはしないんですが、逆にお米しかない。肉も魚もにんじんも玉ねぎもまったく手に入らない。具のないカレーを毎日少しずつごはんにかけて食べていました。

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谷口 恒氏 株式会社ZMP代表取締役社長/ロボットタクシー株式会社取締役会長

金丸:お寺のご子息となると、放課後はどのような遊びを?

谷口:ほかの子と変わりませんよ。小学校の時は、放課後はたいていソフトボールの練習をしていました。毎年町内で大会があり、それに向けて練習に明け暮れていましたね。それから、家でニワトリとチャボを飼っていたので、卵の回収を日課にしていました。

金丸:自然豊かなところだったんですね。

谷口:姫路の郊外なので自然がいっぱいで。あとはザリガニ獲りをしていました。

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フランク・クラーク氏 リアルセレクト 代表

フランク:ゴルフで生活できるようになってはいたのですが、「このままゴルフだけの人生でいいのかな。何か物足りないな」って。それで、新しいことにチャレンジしようと思ったんです。

金丸:ビジネスの世界への挑戦ですね。

フランク:最初のビジネスアイデアは、地元の人たちを対象にした特典つきのクレジットカードでした。「ハワイプリンス・ゴルフクラブ」は、日本人向けにゴルフ専用の特典がついたクレジットカードを発行していたのですが、調べてみると、クラブの利用者の78%が地元の人たちだったんです。なのに、彼ら向けのカードがない。「それなら、ニーズがあるのではないか。同じようなカードをつくれば、喜んでもらえるんじゃないか」と考えました。

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髙島宏平氏 オイシックス株式会社 代表取締役社長

金丸:院生時代に、すでに起業されていたのですね。

髙島:起業したいという気持ちよりも、インターネットに可能性を感じて、仲間と一緒に「何かやりたい。やらなければ!」と思ったのが大きいですね。

金丸:どんな事業をされていたのですか?

髙島:「インターネットで遊ぶ」というコンセプトのもと、格安航空券の販売やアクセサリーのEコマース、ホームページの作成、イベントのネット中継など、自分たちが面白いと思うことだけをやっていました。

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