世田谷が誇る名店 Vol.11

羊の藁焼きローストで有名!祖師谷で20年続くリストランテの実力はやはり凄かった!

東京23区で1位の人口を誇る世田谷区。

高級住宅街をいくつも抱えるこの街のレストランは、舌の肥えた大人たちによって磨かれ、レベルの高い店が多い。


そんな世田谷が誇る、「名店」と呼ばれる店として紹介してきたのが、成城の優雅なフレンチ『レストラン アシエット』50年の歴史を誇る粋な鮨店『金多楼』絶品の本格四川料理『中国四川料理 蜀彩』

そして奥沢マダム御用達『ラ・ビュット・ポワゼ』洗練の焼肉『韓てら』台湾料理の名店『光春』満席必至のカジュアルフレンチ『デュバリー』伝説の中華『五指山』だ。

さらに地元民に圧倒的人気を誇るビストロ『ルミエルネ』
他区民でも行く価値アリの『炭火焼肉 ふちおか』も登場した。

今回は、北イタリアにトリップできる老舗リストランテを取材した。


祖師ヶ谷の奥座敷には北イタリアへの扉がある
『フィオッキ』@祖師ヶ谷大蔵

祖師ヶ谷大蔵といえば、市民の平和を見守るウルトラマンが有名だが、イタリアン好きにとっては『フィオッキ』こそが街のシンボル的存在かもしれない。

駅から徒歩5分の場所に今年20周年を迎えた北イタリア料理の名店がある。

重厚な二重扉を開けると、スペインの煉瓦など、ヨーロッパの資材を用いた店内。そこに広がる世界はイタリアの小さな街にあるような温もりあふれるリストランテそのもの。

店がオープンして今年で20年経つが、古びた印象は皆無。温かく落ち着いた雰囲気は、驚くほど心地いい。

イタリアの小粋なリストランテそのものだ。

オーナーシェフの堀川 亮さんは25歳で渡伊。帰国後ほどなくして生まれ育った祖師ヶ谷大蔵に自身の店をオープンさせた。


当時はまだ都内でイタリアの郷土料理を出す店はめずらしく、本場の空気感ごと伝える確かな腕前が食好きの注目を集めた。

そして、シェフが修業先のピエモンテで出合ったこの店のスペシャリテ、羊の藁包みローストがこの店の立ち位置を確たるものにしたといっても過言ではない。

羊の藁包みロースト(¥20,000のフルペアリングコースの一例)は、フランス産羊のもも肉を使用。

芯までじっくり温めるように肉を休ませることなく火を入れる。

現地では西洋イラクサを使うが、乾燥よもぎやハーブで代用。羊肉のミルキーでしなやかな旨みが全面に。


農家の人々が朝、藁に包んだ羊肉を暖炉の片隅に置いて畑に出かけ、夕方家に戻り火が通った肉を食べるというヴァルド派の伝統料理を乾燥よもぎやハーブを使ってアレンジ。

叡智が息づく郷土の味と、この街の穏やかな空気が不思議なほどリンクする。

祖師谷大蔵には、北イタリアに続く扉が20年前から開かれているのだ。

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