世田谷が誇る名店 Vol.6

台湾にいるかのよう!からすみチャーハン、腸詰、豚の角煮が絶品の町中華が素敵すぎて驚いた!

東京23区で1位の人口を誇る世田谷区。

高級住宅街をいくつも抱えるこの街のレストランは、舌の肥えた大人たちによって磨かれ、レベルの高い店が多い。

そんな世田谷が誇る、「名店」と呼ばれる店として、成城の優雅なフレンチ『レストラン アシエット』50年の歴史を誇る粋な鮨店『金多楼』

そして絶品の本格四川料理『中国四川料理 蜀彩』奥沢マダム御用達『ラ・ビュット・ポワゼ』洗練の焼肉『韓てら』を紹介した。

今回は、知る人ぞ知る台湾料理の名店が登場する。

店舗は線路脇に建つが鉄道の音はそこまで聞こえず、しかし気配を少し感じられて風情がある


線路脇の飾らぬ店で束の間、台湾へトリップ
『光春』@池ノ上

池ノ上駅すぐ横の線路脇に、知る人ぞ知る台湾料理店がある。

電球に囲まれた黄色の看板に、赤いランタンや張り紙が並ぶその外観はどう見ても庶民的。しかし、ここは食通の人もわざわざやって来る名店なのだ。

もとは台湾南部出身の店主が42年前に開業し、今は息子の菅生勇志さんが腕を振るう。

右奥の「台湾産からすみチャーハン」¥1,295はからすみの塩気と旨みを生かしシンプルに仕上げた〆の定番。手前は、店主の父が酒飲みのために作った「豚のコブクロの豆板醤和え」¥900


菅生さんは父に習った台湾料理を提供しつつ、年4回は台湾を訪れ、ローカルのレシピや食材を研究。

現地こその香辛料を巧みに扱い、客を台湾の食堂にいるかのような気分にさせる。他店でも見かける腸詰や大根餅などをつまめば、すぐに違いが分かるだろう。

菅生さんが台湾南部にわたり、何枚もメモをとり完成させた腸詰は単なるコピーを超えるオリジナル。

奥から時計回りに、豚の背脂と内腿を合わせて作った「腸詰」¥760、開業当初に店主の父が日本のもち米を使いレシピを考案した「大根餅」¥900、とろっとした食感の「豚の角煮」¥1,980


また、酒のつまみを作るのが好きだった父考案の干しエビ入り大根餅には長年のファンが多い。そして肉料理で必食なのが豚の角煮だ。衣をつけ揚げてからじっくり煮込んだ豚は肉汁が閉じ込められジューシーさは格別。

それら料理を仲間とシェアすれば、日常のすぐ近くにある幸せに心が満たされていく。


壁際には紹興酒の“甕キープ”が並ぶ。大(1.8L)¥5,300、小(640cc)¥2,940

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