勝ち組の遠吠え Vol.10

「成功者」と称され、周囲から羨ましがられる者たちの本音。いよいよ明日で最終話!「勝ち組の遠吠え」全話総集編

今とは違う“何者か”になりたい。

ここ東京では、そんな風に強く願い行動した者のみが掴める、成功や幸せがある。

彼らは「勝ち組」・「成功者」と称され、周囲から、羨ましがられ、時に妬まれる。

しかし、ご存じだろうか。

彼らは、その影で、ジレンマに苛まれ様々なコンプレックスと戦っていることを…。

この連載では、そんな「勝ち組」となった彼らの、その後のリアルストーリーをお届けする。

「勝ち組の遠吠え」一挙に全話おさらい!

第1話:「大学は、婚活のために入りました」。憧れの駐妻ライフを手に入れた、27歳女の誤算

幼い頃を懐かしむような目をしながら、そう呟く麻里は、総合商社に勤める夫と23歳のときに結婚。その後すぐに夫のニューヨーク駐在が決まり仕事を辞め、憧れだった駐妻ライフを3年ほど経験し昨年帰国したそう。

お姫様願望の強い麻里にとって、きっと今の暮らしはとても幸せなのだろう。

しかし、ちょっと目を離している間に、麻里はスマホをスクロールしたと思ったら、眉間に皺を寄せて大きな溜息をついた。何が彼女をそんな表情にさせるのか、理由を尋ねた。

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第2話:「モテたくて、慶應に入りました」。山口から上京した男が、直面した厳しい現実とは

海斗は現在、インフルエンサーと企業をつなぐマッチングプラットフォームなるものを運営しているIT企業の社長だ。まだ立ち上げたばかりで社員は数人しかいないものの、2年前にアフィリエイトサイトやらアプリなどの事業譲渡をしており、その総額はなんと数億円に上るという。

メディアでも幾度か取り上げられているちょっとした有名人だ。

「でもね、僕。ほんの3年前までは山口県で地道に銀行マンしてたんですよ」

IT社長という肩書や出で立ちとは裏腹に、不思議とどこか素朴さを感じさせる海斗がここまで上り詰めてきた経緯を聞いてみた。

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第3話:「金とステータス目当てとわかっているが・・・」ミス慶應と婚約した男の葛藤

「僕、等々力渓谷とかあの界隈が好きなので、なるべく近くに住みたかったんです。仕事で行き詰ったときとかよく一人で行くんですけど、すごく癒されるんです。彼女は職場が恵比寿に近かったこともあって、馴染みがあるからその周辺に住みたいとせがまれましたけどね」

そういって、婚約者とのツーショット写真を見せてくれた。直哉の素朴な印象とはかけ離れた、どこかギラっとした印象のあるモデルのような女性が映っていた。

写真だけみると不釣り合いな2人。どうしてこの2人が付き合うことになったのか、直哉がこの女性と婚約に至るまでの経緯を聞いてみた。

第3話の続きはこちら

第4話:「整形して、青学のゴルフサークルに入ったが…」失敗に終わった地味女の計画

「私ね、実は整形なんです」

おもむろに高校時代の写真を見せてくれたが、面影はあるものの、今のような華やかな美人という雰囲気ではない。 それでもこちらを向いて無邪気に笑う彼女は、愛らしい表情をしている。

一見、整形なんてする必要なんてなさそうに思うが、何故真理亜は整形するに至ったのか、そして何がそんなに冴えない表情にさせているのかをぽつりぽつりと話し始めてくれた。

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第5話:「婚活アプリやパーティーも試したが…」一橋大卒・好条件男が結婚できない理由

伸夫は八王子の出身で、現在は赤坂に住んでいる。幼いころに父が他界してしまったため、母は一人で暮らしており、母の様子を伺うために実家にはよく帰省しているという。

「母は女手一つで僕を育ててくれたんでね、少しでも親孝行したいなと思っているんです。最近は、孫の顔が見たいと言われて。僕もそろそろ結婚したいなと思っていたので婚活し始めたんですけど、中々うまくいかなくて…(笑)」

一橋大学を卒業後、小規模なIT系コンサル会社を経て、現在は外資系コンサルタントとして働き、年収2,000万超の伸夫。いわゆる勝ち組に入る伸夫だが、婚活は上手くいっていないという。何がネックになっているのだろうか。

第5話の続きはこちら

第6話:「劣等感でつらい…」キラキラ女子が集まる、渋谷の企業に就職した女の本音

礼香は都内の女子大出身で、渋谷にある大手ベンチャー企業へ入社して2年が経つ。就活生にも人気のキラキラ系企業だ。

若手にもどんどん仕事を任せる社風らしく、やりがいはあるものの、そのせいで深夜まで帰れない日もしょっちゅうだという。

「働き方改革なんぞどこ吹く風ですよ。でも、最近は念願だった、目黒での一人暮らしを始められました!狭い部屋ですけどね(笑)」

そう言って一瞬だけ顔を輝かせたのだが、礼香はすぐに表情を曇らせた。

第6話の続きはこちら

第7話:「女の嫉妬って怖い」金融機関からアパレルへ転職し、スピード出世した女の本音

「関西にいたころ、大学進学や就職を機に上京した友人たちがすっかり標準語を使いこなしているのを見たときは、そのすました感じがなんとも気持ち悪く感じられたんですけど。

郷に入れば郷に従えっていうんですか?私もみんなに馴染むために、東京人になろうと一生懸命なんです(笑)」

そう語る景子は、現在アパレルブランドの東京本社で勤務している。金融機関で事務職をしていた大阪時代と比べ、仕事内容は華やかになり、給料も上がったそうだ。

「でも、最近改めて、人間関係って難しいなって感じてるんです。私が大阪人だからでしょうか、まだまだ本当の意味では、東京に馴染めていないって感じるところがあって」

第7話の続きはこちら

第8話:「いつ、何をしても、中の上」。普通な男が野心を抱いた瞬間とは?

健太は、現在外資系金融機関に勤めるサラリーマンで、社内でもそれなりの成績を上げているという。

「でもね、ちょっと前までの僕は、何もかもが平均よりちょっと上、っていうだけの男だったんです。しかも、そのポジションが結構居心地よくて気に入ってたんですよ」

健太は千葉県で生まれ育ち、地元のそれなりの進学校から法政大学へ進学した。新卒では日系の大手金融機関に入社したそうだ。

これだけ聞くと、なにか強烈なコンプレックスを糧に“トップになりたい”という野心を抱いたわけではなさそうにも思えるが、現在の肩書を得るまでの道のりについて、聞いてみた。

第8話の続きはこちら

第9話:「女として“真の勝ち組”とは?」高学歴・高収入の35歳女子が語る本音

昨年、彼女は最年少にしてマネージメントに抜擢されたそうだ。年収も一気にあがり、目黒に2LDKのマンションを購入したそう。

抜群のルックスに非の打ちどころのない経歴。

まさに、才色兼備を具現化したような女性である花凛だが、どこか遠い目をしながら、こう語り始めた。

「私ね、最近思うんです。女性は、下手に向上心を持たない方が幸せなのかなって…。どんなに時代が変わろうと、男と女は根本的に違う生き物なんですね…」

第9話の続きはこちら

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