勝ち組の遠吠え Vol.8

「中の上が、意外とモテる」あえてトップを狙わない、メガバンク男の言い分

今とは違う“何者か”になりたい。

ここ東京では、そんな風に強く願い行動した者のみが掴める、成功や幸せがある。

しかし、ご存じだろうか。

彼らは、その影で、ジレンマに苛まれ様々なコンプレックスと戦っていることを…。

これまで、学歴マウンティングの土俵にもあがれない女憧れの職業に就いたはずの大阪出身の女などを紹介した。さて今回は?


Vol.8:「中の上」から脱したと思った男


名前:健太
年齢:35歳
職業:外資系金融機関勤務


東京駅にある『カメリア』に、一人のスーツ姿の男が現れた。

「初めまして、よろしくお願いします」

健太と名乗ったその男は、170cmちょっとの背丈に紺のスーツを着ており、初対面では、いたって普通のサラリーマンという印象だった。

しかし、簡単に現在の仕事内容を尋ねると、小難しいワードや横文字が次から次へと飛び出し、目つきが変わった。

健太は、現在外資系金融機関に勤めるサラリーマンで、社内でもそれなりの成績を上げているという。

「でもね、数年前までの僕は、日系企業にいて、何もかもが平均よりちょっと上というだけの男だったんです」

健太は千葉県で生まれ育ち、地元のそれなりの進学校から法政大学へ進学し、新卒で日系のメガバンクに入社したそうだ。

これだけ聞くと、なにか強烈なコンプレックスを糧に“トップになりたい”という野心を抱いたわけではなさそうにも思えるが、現在の肩書を得るまでの道のりについて、聞いてみた。

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