NEO渋谷区男子 Vol.8

“代官山から10分圏内”で全て賄う男が、港区男子から浴びせられた痛烈な一言とは

「最近、港区飽きたよね?」

そんな女子の嘆きを、貴方は聞いたことがあるだろうか。

毎回同じメンバーが集い、デートも口説き方も、遊び方も変わらない。

そんな“港区”に飽きた女たちが、新鮮味を求めて流れている場所がある。

それが、代官山を中心とした渋谷区だ。

そこに集う男性たちは、ITを駆使して時代を切り開く東京のニューリッチ層。

そんな、まさに“NEO世代”と呼ぶに相応しい、渋谷区に生息する「#ネオシブ男子」である恭平。

アキという彼女がいながらも“結婚制度は更新制で良い”と豪語していた恭平だったが、編集者の由奈に出会い、心がザワつき始めたのだが、“何を考えているか分からない”と一掃されてしまった


「恭平さん、この案件進めてしまって大丈夫ですか?」
「あぁ・・・いいよ」
「恭平さん、何かありました?何かいつもと雰囲気違いません?」

新たな投資案件を持ってきた後輩との打ち合わせ。話を聞きながらも、どこか上の空なのは否めず、後輩からの指摘で我に返った。

「え?そんなことないよ。それよりも、この話ありがとうね。とりあえず、まとまったら連絡もらっていい?」
「分かりました。後で資料送りますね」

打ち合わせを終えて外に出ると、秋晴れの清々しい空気が流れている。

「どこかでランチでもするか」

時刻はまだ13時前だ。

他の人に言っても中々理解してもらえず、“暇そう”と思われがちだが、仕事をする時はしている。

しかし僕の場合、人との打ち合わせ以外、基本的に自由だ。服装も滅多にスーツなんて着ないし、はたから見たら不思議なのは分かる。

何を考えているから分からない

そう由奈に突き放されたのも納得なのだが、どうしてももう1回チャンスが欲しかった。

ポケットから携帯を取り出すと、新着LINEが入っている。“由奈かな”と期待したものの、差出人は彼女であるアキだった。

【NEO渋谷区男子】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo