西麻布『BOCTOK』のソファに座り、相原勇輝は私に手を振った。
その仕草はあまりにも自然。初めて二人きりで会う男女とは思えず、「あれ?私たち恋人同士だったっけ…」と勘違いしてしまいそうになる。
挙動不審を必死に抑え、私は勇輝の隣にそっと腰をおろした。
「ナイスタイ......
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西麻布『BOCTOK』のソファに座り、相原勇輝は私に手を振った。
その仕草はあまりにも自然。初めて二人きりで会う男女とは思えず、「あれ?私たち恋人同士だったっけ…」と勘違いしてしまいそうになる。
挙動不審を必死に抑え、私は勇輝の隣にそっと腰をおろした。
「ナイスタイ......
「モテる男なんて苦労するだけ」
「結婚するなら誠実な男が一番」
早々に結婚を決めた女友達が、口を揃えて言うセリフ。
だが本当にそうなのだろうか。ときめきのない男と結婚して、幸せなのだろうか。
そう疑問を呈するのは、村上摩季・27歳。
モテ男にはモテるなりの理由がある。男としての魅力があるからモテるのだ。そういう男に愛されたいと願うのは、女として当たり前ではないか。
これは、痛い目にあいながらもなお「モテ男と結婚したい」と願う摩季の、リアルな婚活奮闘記である。
この記事へのコメント
にしか聞こえない〜。
マキがんばれ!