無業の女王 Vol.6

「僕なら裏切らない」耳心地の良い言葉を並べ、現代女性の“駆け込み寺”を作った男の正体

34歳、国立大卒の美しき才女、高木帆希(たかぎ・ほまれ)

「家事手伝い」という名の「無業」で10年もの間、ぬくぬくと過ごしてきた帆希に、突如、降りかかった「父の死」。

再び「社会」と向き合わざるを得なくなった帆希は、年下の彼氏・牧野涼輔の家に転がりこもうとするも別れを告げられ…

二子玉川の兄夫婦の元へと転がり込むも失敗…

大学時代の友人・瑞樹に援助を求めるも、モラハラ夫との歪んだ夫婦生活を垣間見た帆希。マッチングアプリで出会った土井と真剣交際を考えるも、土井から酷い仕打ちを受けるのだった。


彼女に声をかけられたのは、『銀座・ルパン』だった。

銀座という煌びやかな街の裏路地にある老舗のバー。暗闇にうっすらと浮かんだ看板には、シルクハットをかぶった片眼鏡の男がこちらを睨みつけている。

古い映画で見たような昭和の風情が色濃く残るそのバーは、太宰治や坂口安吾、織田作......


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