2018.12.15
略奪愛 Vol.5人のものを奪ってはいけない。誰かを傷つけてはいけない。
そんなことは、もちろんわかっている。
しかし惹かれ合ってしまったら、愛してしまったら、もう後戻りなんてできない−。
渋谷のWEBメディアで働く三好明日香(24歳)には、学生時代から続く彼氏・昭人がいた。しかし小さな心の隙に、ある男の存在が入り込む。
ヘッドハンティングでやってきた新しい上司、大谷亮(おおたに・りょう)。
次第に距離を縮めるも、気持ちをセーブしていた明日香だったが、出張先のホテルで大谷からキスされ想いが溢れてしまう。
ところが同僚の徹から、大谷が結婚していると知らされた。
「三好、おはよう」
朝、オフィスのエレベーターホールで後ろから声をかけられた。
その甘く優しいはずの声が、しかし今となっては残酷に胸を抉ってくる。
「おはようございます」
無理やりに笑顔を作ってはみたが、上手には笑えていないだろう。私はそんなに器用な女じゃない......
読むことができます
【略奪愛】の記事一覧
2020.01.02
Vol.22
2019年ヒット小説総集編:「略奪愛」
2019.03.30
Vol.21
幸せになれるはずがない。世間から非難され続けた略奪愛の、予想外の結末
2019.03.29
Vol.20
衝動的な恋に身を焦がした男女の結末とは…?明日で最終話!「略奪愛」総集編
2019.03.23
Vol.19
「離婚してもいい。その代わり…」略奪愛をついに認めた妻が、最後に出した交換条件とは
2019.03.16
Vol.18
「私の夫を返して…!」略奪愛を誓う男女が暮らすマンションで、妻が目にした残酷な光景
2019.03.09
Vol.17
妻を欺き、略奪愛を誓う男女。2人がホテルで交わした秘密の約束とは
2019.03.02
Vol.16
「夫の遊び相手は、あなただけじゃない」。妻からの電話で、略奪女が決めた覚悟とは
2019.02.23
Vol.15
「離婚する」と言った彼を信じてたのに...。略奪女が知ってしまった、男の密かな計画とは
2019.02.16
Vol.14
「私を1番にして」。妻の元へ帰ってしまった男を取り戻すため、略奪女が試みた"賭け"とは
2019.02.09
Vol.13
「離婚するなら…条件があります」略奪愛に溺れる夫に、妻が突きつけた残酷な選択
おすすめ記事
2018.12.08
略奪愛 Vol.4
突然のキスで始まる禁断の愛...。恋に浮かれる女を絶望に突き落とす、男が隠していた事実とは
2017.09.29
私たち、騙された?
私たち、騙された?:「20年後には“倍”になる給料」を信じて働く、エリート商社OLの悲劇
2019.11.20
勝ち組の遠吠え
「モテたくて、慶應に入りました」。山口から上京した男が、直面した厳しい現実とは
2020.07.19
スパイシー・デイズ
破局後2週間で、他の女と旅行へ行った元彼。未練が残る女が取った行動は
2020.10.08
パンドラの箱~禁じられた一手~
パンドラの箱~禁じられた一手~:深夜2時のリビングに、妻のあらぬ姿が…。寝室を抜け出した夫の行為
2019.11.03
オトナの恋愛論~解説編~
「一緒にいると疲れる…」。2回のデートで男が限界を感じた、女の発言とは
2020.08.05
デート事情2020
「デート3回で20万が相場でした」“新しいデート様式”で露呈した、元外銀男の弱みとは?
2020.06.24
美活時代
「お金をかけるほど安心できる」美容代は月25万円。“美しさ”に執着する女の生態
2017.08.05
恋愛中毒
恋愛中毒:彼に感じた苛立ちは、無謀な恋に堕ちる前の危険信号だった
2017.03.10
部屋見るオンナ
部屋見るオンナ:妥協すべきはそこじゃない!神谷町で知る、結婚を意識しすぎる女の間違い
この記事へのコメント