婚活は、ビジネススクールで!? Vol.10

昇進したにゃんにゃんOLの婚活の行方は…?「婚活は、ビジネススクールで!?」全話総集編

多くの女性を苦しめる、 “結婚”という二文字。

高望みをしているわけではない、普通の幸せが欲しいだけ。

しかし出会いに溢れているはずの東京で、それはなかなか手に入らない。

自称・丸の内にゃんにゃんOLの本田咲良(27)も、そのうちの一人。

しかしある日、ひょんなことからビジネススクールに通うことに。

しぶしぶ行ったビジネススクールだったが、そこには意外にも婚活にぴったりな世界が待っていた…!?

「婚活は、ビジネススクールで!?」一挙に全話おさらい!

第1話:一般職なのに、まさかの昇進?27歳女に訪れた人生の岐路

「…というわけで、来期は課長代理として名前が挙がってるから、週明けから、これに行ってほしいんだよね」
「え……?」

3月初旬に行われる、半年に一度の人事面談。上司がタブレットの画面に出してきたのは、ビジネススクールのサイトである。咲良は、思わず耳を疑った。

―課長代理……!?まさか私が、昇進するの??

咲良はこの専門商社に一般職として入り、これまで自分は、いわゆる“にゃんにゃんOL”だと思っていたのだ―。

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第2話:好条件過ぎる医師との、2度目のデート。結婚の予感に浮かれる女に降り掛かった予想外の仕打ち

山代さんは、咲良の6歳年上の先輩である。入社当時の教育係で、社会人として、特に事務職としての心構えを叩き込まれた。就職氷河期の世代で、派遣社員から登用されたらしい。

山代さんは地道な努力家で、エクセルの関数もマクロもバリバリ使いこなす、事務のエキスパートだ。営業からの信頼も厚い。

―そんな優秀な先輩を差し置いて、いいのかなぁ。

咲良は大きくため息をつきながら由利を改めて見ると、ある変化に気付いた。

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第3話:恋も仕事も、全然ダメ…。自信喪失中の28歳OLが輝きを取り戻した、婚活にピッタリな場所

由利の後ろについて二階の教室に向かうと、すでに入り口まで人が溢れていて、名刺交換をしていた。手元の名刺入れを見て、枚数が足りるか心配になる。

みんな初めて会う人同士とは思えないほど、打ち解けた雰囲気で、名刺を見ながら談笑していた。名刺を交換することなど滅多にない咲良は、少し気が引けてしまう。

大体配り終わって、キョロキョロしていると、入口に同年代のOLらしき女の子が入ってきたので、咲良は少し安心して近づいた。

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第4話:「効率重視で結婚・出産を済ませたい!」異例の早さで出世を果たした、イマドキの27歳女の考え方

恐ろしいことに、結婚できるかどうかは、大抵の場合、男性の判断に委ねられているのだ。小さい頃から常に努力し続け、何でも乗り越えてきたと自負する由利にとって、頑張ってもどうにもならない“結婚”ほど、曖昧かつ高いハードルはない。

そう結論付けた由利は、不確定な要素、出会いとプロポーズという面倒な過程を省くため、結婚相談所で婚活することを選んだ。

沢山資料を取り寄せて自分に合う相談所を探し、最終的に“ハイクラス”を謳う婚活相談所に決めた。

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第5話:28歳女の婚活、複数同時進行は“悪”じゃない?成功の秘訣は、少しの打算と的確な自己分析

咲良は授業で習ったフレームワークに自分を当てはめてみたがイマイチわからなかった。

「あー。ちょっと後で家に行ったらやってみる?」

咲良は嬉しそうに頷く。

「対象を未婚男性全員で考えても曖昧になるから…東京、いや、この際だから、市場をあのクラスにして考えてみようか。良いかもって思っている人いる?」
「……実は、この前ね」

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第6話:「なんであの子が昇進するの…?」予想外の出世コースに乗った事務職OLに振りかかる、ある試練

―そういえば最近、ママと連絡取ってないなぁ……。

授業に向かう電車の中で、母親の好きな俳優が出演する新作ミュージカルのポスターを見て、咲良はLINEを入れてみた。

いつもなら二週間に一度くらい様子伺いの連絡が来るのだが、最近めっきり音沙汰がないのだ。しばらくしても返信がないので、滅多に電話することのない父親に連絡を入れてみることにした。

「あ、パパ?なんかママと連絡取れないんだけど、大丈夫?」
「あぁ、咲良…」

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第7話:イケメンの独身医者38歳が、女性の“経済観念”を知るために仕掛けた罠

―咲良さん、お久しぶりです。一度お会いしたいのですが、お時間いただけないでしょうか?

咲良はその文面を見て、しばし固まる。連絡してきたのは、お見合いをして断られた祐一からだったのだ。

送られてきた内容は、「咲良を誤解していたので謝りたい。チャンスを貰えるならいくらでも待つので、もう一度会って弁解するチャンスが欲しい」というものだった。

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第8話:1人の男を巡る2人の女の戦い。男の予想外の行動に、唖然とさせられる女

レポートに集中していると、外はすっかり日が暮れて、最後は翔平と二人きりになった。

―こんなチャンス、絶対にない!ご飯に誘ってみようかな…?

咲良が思い切って翔平を食事に誘うと、あっさりOKをもらった。2人は岩本町から歩いて、神田の『ヒマラヤテーブル』に向かうことにした。

第8話の続きはこちら

第9話:28歳にゃんにゃんOLがマネージャーになるのは何故?研修で得られたのは知識か恋か、両方ダメか?

―こんなに時間がかかるとは思わなかったわ…

レポートを出し終わった高揚感と、ここ数日の寝不足による極度の疲労をかかえたまま、咲良は出勤した。咲良は上司の海老原との面談で、さおりが言っていたフェアトレード商品の話を持ちかけた。

海老原は突然の提案に驚いていたが、咲良の熱意を買ってくれたのか「検討する」と言ってくれた。さおりが勤める一流化粧品会社の名前も効いたのだろう。

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