「いやーさっむいなぁ...ん?」
金曜21時の広尾駅。
駅隣のコンビニを出てきた瑞希は、右手に晩酌用のビール(Netflixのおともである)、左手にトイレットペーパーをぶら下げている。
ふと目を上げると、友人・亜美が一人の男と手をつなぎながら目の前を通り過ぎるところ......
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「いやーさっむいなぁ...ん?」
金曜21時の広尾駅。
駅隣のコンビニを出てきた瑞希は、右手に晩酌用のビール(Netflixのおともである)、左手にトイレットペーパーをぶら下げている。
ふと目を上げると、友人・亜美が一人の男と手をつなぎながら目の前を通り過ぎるところ......
バブル崩壊後の低迷する日本を生きてきた"ゆとり世代”。
諸説あるものの、現在の20代がこの世代に当たるとされる。
仕事も恋も、何もかもが面倒くさい。報われる保証もないのに、頑張る意味がわからない。
−頑張れば報われるって...それ、昔の話でしょ?−
外資系コンサルティングファームに勤める瑞希(26歳)も、まさに典型的な“ゆとり”の価値観を持っている。
東京を生きるゆとり世代の、リアルな仕事・恋愛・人生観を覗いてみよう。
この記事へのコメント
ライターさんよくわかってる。
なかろうが、
全てを愛するのは無理です。
そう思ってしまった私は、水野さん世代。
このお話って、世代によって見解が分かれるんじゃないかなー。