“ゆとり”のトリセツ Vol.2

“ゆとり”のトリセツ:ほぼ彼氏、略して「ほぼカレ」とは...?淡白すぎる、ゆとりの恋愛観

バブル崩壊後の低迷する日本を生きてきた"ゆとり世代”。

諸説あるものの、現在の20代がこの世代に当たるとされる。

仕事も恋も、何もかもが面倒くさい。報われる保証もないのに、頑張る意味がわからない。

外資系コンサルティングファームに勤める瑞希(26歳)も、まさに典型的な“ゆとり”。

趣味はNetflix、たまに港区おじさん・水野と出かけるのは庶民的な餃子屋。

高学歴、高収入、容姿端麗。誰もが羨むハイスペにも関わらず、その実態は信じられないほど地味なのだった。


「いやーさっむいなぁ...ん?」

金曜21時の広尾駅。

駅隣のコンビニを出てきた瑞希は、右手に晩酌用のビール(Netflixのおともである)、左手にトイレットペーパーをぶら下げている。

ふと目を上げると、友人・亜美が一人の男と手をつなぎながら目の前を通り過ぎるところ......


この記事へのコメント

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No Name
いけめんが平仮名な所や人の恋愛観に自分の正義を押し付けないところが緩くていい。
ライターさんよくわかってる。
2018/02/05 05:1396返信2件
No Name
ほぼであろうが
なかろうが、
全てを愛するのは無理です。
2018/02/05 05:2362
No Name
正しく、"ほぼ"=都合の良い相手。
そう思ってしまった私は、水野さん世代。

このお話って、世代によって見解が分かれるんじゃないかなー。
2018/02/05 05:2458返信19件
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