東京イノセントワールド Vol.12

いよいよ明日で最終話!「東京イノセントワールド」全話総集編

欲望が渦巻き、誰もが成功を願う街、東京。

この大都会に長く住めば住むほど、大切な何かを失っていく気がしないでもない。

独特の東京の空気に飲まれて心の純粋さを失い、幼い頃に描いていた夢を失い、そして本来の自分らしさも徐々に消え失せていく。

長野県から上京してきた美穂と慎吾。大都会に揉まれながら、東京に染まっていく二人は都会の片隅でイノセントさを失わずにいられるのだろうか?

「東京イノセントワールド」一挙に全話おさらい!

第1話:ラトゥールに住む医者の誘惑。軽やかに緩やかに心を失う東京砂漠

あの夜に見た、東京タワーが忘れられない。 燃えるように真っ赤にライトアップされた東京タワーを桜田通りの交差点越しに見た時、ついに東京に来れた自分を褒めてあげたくなった。

東京なら、どんな夢でも叶う気がした。

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第2話:またどこかで会えるといいな。東京の深い闇に惑う前の君に

1週間後に美穂から返ってきたLINEはどこか他人事で、東京に来ればヨリが戻るかも、と思っていた自分の甘さを実感した。 でも、それを見て吹っ切れた。ここから、全く新しい日々が始まる。 東京で、新たな自分になるんだ。

しかし上京して3ヶ月で、東京の過酷さを思い知ることになった。

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第3話:いつの日もこの胸を狂わせる嫉妬。切なくて恐ろしくて心が壊れる

ふふ、と笑うマリエを見て背筋が凍りつく。マリエは何を企んでいるのだろうか...マリエのようになりたいと思って常に観察し、真似をしてきた。けれど、未だに彼女には敵わない。圧倒的な差は中々縮まらない。

—慎吾だけは、絶対に手を出さないでー

心が悲痛な叫び声をあげる。でも、声にならなかった。

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第4話:様々な角度から元カレを見ていたら、自分を見失ってた

—慎吾ちゃん、相談があるのー
—というのは言い訳で、どうしても会いたくて—

こんなメールを、夜中に憧れの美女から貰って喜ばないバカな男はこの世に存在するのだろうか?武蔵小杉の自分の家に戻る途中だったが、喜んで反対方向の電車に飛び乗った。尻尾を振って、マリエに会いに行った。

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第5話:東京を背に抱き合ったあの日。禁断の果実の罠にハマる

寂しい財布の中を見ながら大きく溜息をつく。どうしたら、もっと上に行けるのだろうか。欲望というエネルギーで溢れ、人々が仮面を被って生きている東京で、どうやったら“凄いね”と認めてもらうことができるのだろうか。

急に、美穂に会いたくなった。東京に染まり、心を失って自分ではなく他人の人生を生きているように見えた美穂。この狭い東京の空の下、今何を思い、何をしているのだろうか?

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第6話:変わり続ける東京の片隅で。人の温もりを求めて彷徨う25歳の冬

東京という大都会に、たった一人でいるのは辛い。家族ともすぐ会えず、幼い頃の自分を知っている人もいない。寂しい、と言って泣きつける人もいない。

「どうしたの?美穂ちゃん眠れないの?」

寝ていたはずの達也が目をこすりながら聞いてきた。別に、達也のことが凄く好きなわけではない。でも、誰かの温もりが必要だった。

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