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雑食系男子・植木くん Vol.9

いよいよ明日で最終話!「植木くん」全話総集編

第5話:本当の男を知ってるかい?惚れてる女に弱いのさ。

気付けば9月。残暑厳しいとはいえ、夜に吹く風に今までと違う冷たさを不意に感じ、リストラサラリーマンのように肩を叩かれた気持ちになります。

俺の今年の夏はもう終わりなのか?

毎年、両目しっかり見開いて愛しさも切なさもまるっと夏の全てを見届けたいと願うものの、好きな人がいる夏は、苦さの比率がやや多めで、なかなかにビターなものです。

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第6話:六本木のど真ん中の露天風呂でしっぽりと❤︎ 知る人ぞ知る”勝負店”で落とす!?

「自分で夏は終わりだと思ったら、その時が終わりなんだよ。」とは、1990年代のトレンディドラマ「ビーチボーイズ」で、反町隆史演じる広海の言葉。暦の上ではもう9月だけど、僕の中ではまだ夏は終わっていません。むしろ僕の野蛮な太陽は、いつでもギラつく準備はできています。

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第7話:女の結婚願望を揺さぶれば、そこに勝機が見えるはず。

「ヒロムさんに本気なら協力しますよ。その代わりに、僕も、立候補させてもらえますか?」

この言葉を聞いた菜々緒さんは、大きく目を見開きました。

「え?植木さん、あの子といい感じなんじゃ・・・?」

あの子とはつまり今トイレに立っている菜々緒さんの友人です。ヒロム氏と違ってNDA、秘密保持契約を結ばない主義の僕は、すべてを開示します。

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第8話:猟奇的な彼女。化けの皮を剥いだ君を愛せるのは僕くらいなもの。

「なによあの男。結局、体目当てってことじゃない!」

菜々緒さん。恵比寿横丁が、圧倒的にドラマセットになってしまうあたり、27歳の彼女のポテンシャルは計り知れません。恵比寿駅東口より徒歩2分。全13店舗の個性溢れる飲食店が軒を連ねる恵比寿横丁は、涙がこぼれそうな心が弱っている時なんかは最適な場所だと思います。

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雑食系男子・植木くん

慈恵医大を卒業後、34歳で独立し恵比寿で眼科を開業したイケメンドクター・青山ヒロムと、一流企業で働く魅力的な女たちが東京を舞台に繰り広げるセクシャルで時に切ないラブコメディ。

そんな青山ヒロムと、女性たちの展開を側で見守るのは、女となれば見境がないのに、何故か憎めない雑食系・広告代理店男子・植木くん。

これは『青山ヒロム』を間近で見つめる、とことんチャらくて、ちょっぴりピュアな植木くんのサイドストーリー。

ある夏の夜から、この物語は始めるー。

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