2019.12.25
僕のカルマ Vol.10世の中は、弱肉強食の世界だ。
特に、この東京で生きる男たちにとっては。
皆、クールな顔をしながら、心に渦巻くどす黒い感情を押さえつけるのに必死だ。
弁護士としてのキャリアを着実に重ねる氷室徹(34歳)は、パートナー目前。年収は2,000万を超える。圧倒的な勝ち組と言えるだろう。
しかし、順風満帆に見えた彼の人生は、ある同級生との再会を機に狂い始めていく。
◆これまでのあらすじ
ある日氷室は、かつての同級生・堀越と再会する。ところが堀越との案件が頓挫した上に、彼からは「昔氷室に暴行を受けていた」などと覚えのない主張をされて戸惑うばかり。
確実と見られていたパートナー昇格を逃し、失意のどん底にいる氷室。さらに、何者かによって撮られた美人秘書・宮瀬との逢瀬の写真が送られてきて、上司である大川に呼び出されるが…?
−沈黙が重い。
目の前の上司・大川から発せられるプレッシャーは、氷室がこれまでに感じたことがないほど大きく、強かった。
「メールの件だが」
部屋に入るなり大川からそう切り出された氷室は、「申し訳ありませんでした」と深く頭を下げた。そして、宮瀬とは慰労の意味で食事に出......
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職場でバレて急に妻のことを思い出し、アンリのケーキを「買って帰っても罰は当たるまい。」
この男、どれだけ状況が読めないというのか、本当に仕事が出来るの?
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