崖っぷちアラサー奮闘記 written by 内埜さくら Vol.16

いよいよ明日で最終話!「崖っぷちアラサー奮闘記」全話総集編

第6話:“性なる魔の手”は救いの手なのか

「ブザーに気づかなくてすみません。最近、故障気味で音が小さくなることがあるんです」

謝罪されながら江木に案内された和室に入った瞬間、涼子は不思議な感覚を味わった。

――なんなの? この、濁ったような乱れたような空気は……!?

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第7話:初同伴の対価はふたりきりの温泉旅行!火照るカラダの行方は……?

満足気に頷いて水割りを飲み、「涼子ちゃんも好きなものを飲みなさい」と微笑む藤代に、涼子は固まって反応できない。

――ふたりきりで温泉に行くって、それって男と女の関係を求められてるってこと!?

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第8話:LINEに届いた衝撃画像……お金を取るか友情を取るか!

画像以外の情報が紗耶香から入ってこないことも、涼子の懸念も加速させた。文字を打つのももどかしく、すぐさま紗耶香へと電話する。

ヒックヒックとしゃくり上げる紗耶香の不明瞭な言葉をつなげると、どうやら彼は、室内の物を手当たり次第壊して家を出て行ったが、紗耶香に暴力を振るうまでには至らなかったらしい。

事情を聞き、涼子は即断した。

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第9話:私が専業主婦?元カレのオファーは希望か墓場か

「もし俺とつき合ってくれるなら、結婚前提なんだから、仕事は辞めればいいじゃないか。涼子には迷惑かけたから、そのぐらいの責任取らせてくれよ。結婚して専業主婦になるのも、いいかもしれないよ」

――ホステスを辞めて専業主婦になる? わたしが!?

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第10話:自宅の前で待ち伏せする不審な女性と、連絡のつかない求婚者……

――電話で聞いてどうするつもりなの。言葉で説明されたってきっとわたしは納得しないのに。それに、電話で話しても感情的になってしまうだけかもしれない――。

ためらった挙句、涼子は拓海にLINEをした。

「次はいつ会える?」

しかしその夜、拓海からの返信はなかった。

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