夏の恋 Vol.19

デートで終電を逃して「タクシーで帰る」という川越に住む29歳女性。本音は…?

この季節が来るたびに思い出す、あの人のこと。切ない思い。苦しくて泣いた夜…。

うだるような暑い夏が今年もやってきた。

これは、東京のどこかで繰り広げられる夏の恋のストーリー。

▶前回:「こんなもの…?」ずっと好きだった彼と結ばれた直後、26歳女がショックを受けたワケ


恵比寿の夏/奈緒(29)


「な〜おっ!お疲れさま。あのさ、来週の金曜日…まだお盆期間中なんだけど、夜って空いてる?」

恵比寿にある、人材派遣会社。

定時10分前の女性用化粧室で話しかけてきたのは、同期で唯一同じ総務部に配属された真鍋 愛だ。

小柄で人懐っこく、社内では“総務部の妹”と呼ばれているが、私は知っている。会社を出ると彼女のキャラが一変することを。

「何時から?」

リップを塗りながら私が聞くと、愛は首を傾げた。

「食事会でしょ。どこで何時?」
「奈緒さっすがぁ!言う前にわかるなんて、話が早いわ。恵比寿で20時からなの。来れる?」

愛は目をキラキラさせながら、鏡越しに私に聞いた。

この記事へのコメント

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No Name
来週はまた別の話みたいだけど一話完結でこんな終わり方でいいのか?
2024/08/09 05:1744返信3件
No Name
結婚願望有りの29歳実家暮らし、終電で帰るからずっと彼氏出来ず。タクシー代がもったいない、スキンケアはドラコスで....とか
そんな女が美容外科医との初デートで終電を逃しましたとさ。それだけ? 夏休みの絵日記レベル。
2024/08/09 05:2532返信2件
No Name
定時前にトイレに行き、トイレ出たら定時過ぎてる。
一日の最後、働いてないじゃん。
2024/08/09 07:1624返信1件
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