港区今昔物語 Vol.12

2年半ぶりに港区へ帰ってきた女が、直面した現実とは…?「港区今昔物語」全話総集編

今となっては昔のことですが、港区に沙羅という女が生息していました。

「今夜、食事会あるんだけどどう?」と言われれば飛び入り参加して、必死に“彼氏候補”を探したものでした。

ある日、ようやく彼氏ができて食事会に行かなくなりましたが、その彼にも…。

残念に思って2年半ぶりに港区へ近寄ってみると、そこには以前と全く別の世界が広がっていたのです。

「港区今昔物語」一挙に全話おさらい!

第1話:同棲中の彼にフラれ、婚活市場へと舞い戻った33歳女。そこで直面した残酷な現実とは

とりあえず大急ぎで、今住んでいる85平米ぐらいの家を持っていて、一緒に暮らせる彼氏を見つけなくてはならない。

「3ヶ月ね…」

このときの私は、次の彼氏を見つけるなんて余裕だと思っていた。なぜなら、まだ33歳。容姿だって衰えていないし、これまで結構モテてきた。まだまだ私はイケる......


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