マウンティング・ポリス Vol.13

息子が受験に失敗し、公立小へ通うことに。そこで慶應幼稚舎に合格したママ友がかけてきた、最悪な一言

マウンティング。

本来は動物が「相手よりも自分が優位であること」を示そうとする行為のことを言う。

しかし最近、残念ながら人間界にもマウンティングが蔓延っているのだ。

それらを制裁すべく現れたのが、財閥の創業一族で現在はIT関連会社を経営する、一条元(はじめ)。通称・ジェームズだ。

マウンティング・ポリスとも呼ばれる彼が、今日戦う相手とは…?

▶前回:「有名人と知り合いであること」だけが取り柄。低レベルな自慢を繰り返す女がついていた、ヤバすぎる嘘


「はぁ…。女心は難しいね」

神楽坂の『アルボール』で、思わず声に出ていたらしい。蓮が、僕の顔を覗き込みながらニヤニヤしている。

「あれ、どうした?世紀のモテ男・ジェームズにもそんな悩みがあるんだ」
「なんだよそれ。そりゃあるよ」
「ジェームズがちょっと微笑めば、世の中......


この記事へのコメント

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No Name
相手の気持ちを考えたら、お受験失敗しちゃったから〜とか、子供が不憫だどうのこうの…言えないと思うんですけどね。そして、いつ自分が逆の立場になるかわからないですよね。親の悪影響で子供が落ちこぼれてしまい、不登校になる場合だって考えられる訳で。
2022/04/18 05:3499+返信9件
No Name
イケメン3レンジャー❤️ 今日は、蓮の手柄かな。
2022/04/18 05:2982返信3件
No Name
ザマァ見ろじゃない? 七美とりあえずマウンティングは出来なくなっただろうし。
2022/04/18 05:2758返信5件
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